12月13日（日）2009Ｊユースサンスタートニックカップ
磐田 vs （京都 vs 鹿児島の勝者）（14:00KICK OFF/ヤマハ）
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ジュビロ磐田は、名波浩や服部年宏を代表として、これまでも多くの個性的な左利き選手を育ててきたチーム。ユース出身でも、船谷圭祐や上田康太といったレフティーらしい選手が現在活躍中だ。そうした伝統を受け継ぐ存在として期待したいのが、2年生のMF・鈴木凱士（かいと）だ。

彼も名波と同じようにほとんど左足でプレーし、独特なボールの持ち方を見るだけでもレフティーっぽさが感じられる。中盤の左サイドをスタートポジションとするが、そこから縦にも中にも、ときには逆サイドまで幅広く動き、自ら仕掛けて突破することもできる。またミドルシュートの精度が高く、得点力もある。パサーの名波とはタイプが異なるが、ライアン・ギグスのような雰囲気を漂わせているところがサッカー通をうならせているところだ。

最近はオフ・ザ・ボールの動きが良くなり、よくボールに絡めるようになってきたところも、コーチ陣の評価を高めている部分。左サイドでさまざまな仕掛けができる選手として、ぜひ磐田ユースの試合を観るときには注目してみてほしい。

以上