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【2009Jユースサンスタートニックカップ:1回戦 京都vs鹿児島/鹿島vs養和】レポート:京都が堅守速攻の鹿児島を下し2回戦進出!養和は鹿島との攻撃合戦を制す!!(09.12.07)

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12月6日(日)2009Jユースサンスタートニックカップ 1回戦
2009Jユースサンスタートニックカップ特集サイト
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京都 2 - 0 鹿児島(11:00/NACK/240人)
得点者:16'久永 翼(京都)、69'武田 有祐(京都)

いよいよ始まった2009Jユースサンスタートニックカップ決勝トーナメント1回戦。第1試合は京都とアミーゴス鹿児島U-18の一戦が行われた。
「マンツーマンの相手とやることは初めて」と京都・菅澤大我監督が語ったように、鹿児島は京都の攻撃陣に対しマンツーマンディフェンスで、個人技を持つアタッカー陣を封じに掛かった。それに対し京都は、ピッチを広く使ったサッカーで対抗した。1トップの久保裕也を中心に、両サイドには久永翼、伊藤優汰のドリブラーを配置。さらに2列目にも弾丸ドリブラーの駒井善成を左に置き、右には前線に果敢に飛び出していく山下嗣紋を置き、攻撃に厚みを持たせ、DFラインからの丁寧なつなぎから、スペースを見つけると、果敢に縦パスを入れて、強力アタッカー陣を生かすサッカーを展開した。
立ち上がりこそ、山内晴貴と内山勇斗の両CB、溝口将矢と徳永大輝の2ストッパーが、連動してボールホルダーを囲い込んで、京都ユースに思うような攻撃をさせなかったが、16分に一瞬の隙を見せてしまう。ゆっくりとしたボール回しから、左サイドにスペースを見つけると、ワイドに開いた久永へ縦パスを入れる。久永はワントラップで前を向くと、一気に加速し、ペナルティエリア内に進入。阻みに来た内山を軽やかなターンで交わし、反転からの素早いシュートをニアサイドに突き刺した。

だが、このゴールでも鹿児島の気持ちは折れなかった。その後も続く京都の猛攻に対しても、複数で囲い込み、突破されてもGK米倉史晃のファインセーブで、追加点を許さなかった。
後半、シュートゼロに抑えられていた鹿児島も、ようやく攻勢に転じる。相手の高いDFラインの裏を徹底して突いて、肥後紀之、茶園大貴、廣田亮平のアタッカー陣がスピードを生かして果敢にゴールに迫った。しかし、フィニッシュに正確性を欠き、チャンスを生かせないでいると、反対に京都のカウンターに会う。69分、右サイドに移った久永のスルーパスに、右SB武田有祐が抜け出し、そのままドリブルで持ち込んで豪快に蹴りこんだ。
このゴールで勝負は決した。鹿児島もその後もチャンスを作り、後半のシュート数で京都を上回るが、1点が遠かった。京都が2-0の完封勝利で、堅守速攻の鹿児島を下し、2回戦進出を決めた。

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鹿島 1 - 3 養和(14:00/NACK/463人)
得点者:24'神田 圭介(鹿島)、27'木村 陽一郎(養和)、48'オウンゴール(養和)、84'田中 輝希(養和)

第2試合は『街クラブの雄』・三菱養和SCユースがその力を見せ付けた。ワンボランチで攻守の要だったMF中垣内優太が大学受験で不在だったため、斉藤和夫監督は、トップ下のMF玉城峻吾をワンボランチに起用。玉城の位置には2年生MF佐藤聖を起用した。
「優太(中垣内)はセカンドボールを全部拾ってくれるので、いないとリズムが作れないけど、今日は峻吾(玉城)がうまくリズムを作ってくれた。ボール回しの起点になってくれました」と新潟加入内定のMF加藤大が語ったように、玉城が安定したボールキープと展開力で、養和自慢の1トップ4シャドーの強力アタッカー陣が大きく躍動した。

それに対し、鹿島は「夏以降にテーマとして、攻撃的な仕掛けのサッカーをしようと取り組みました。攻撃に人数をかけた中で、相手の隙を突いていこうとしてきて、力がついてきた」と古賀聡監督が語ったように、押し込まれながらも隙を見てはU-17日本代表FW神田圭介、左サイドのMF土居聖真らが迷うことなく縦に仕掛け、養和ゴールに迫った。この姿勢が24分に結実する。鹿島は絶好の位置でFKを得ると、これを神田が観客の度肝を抜く、無回転高速FKを直接叩き込んで、先制に成功した。

しかし、ここからが『街クラブの雄』の本領発揮だった。直後の27分に右MF田鍋陵太のロビングに反応した、1トップの木村陽一郎が技ありループを決め、前半をドローで折り返すと、後半は強力アタッカー陣が牙を剥く。48分に右CKからオウンゴールで逆転すると、木村が、左MF田中豪紀が矢継ぎ早にゴールに迫る。
ここで勝負を決めたい三菱養和は、71分に田鍋に代え、怪我で今季はなかなかプレーできなかった期待の2年生FW田中輝希を投入。早くもプロの激しい争奪戦が繰り広げられている逸材は、すぐに結果を出す。84分、中央で佐藤が華麗なルーレットで相手をかわすと、左サイドから猛然と駆け上がる田中輝へパス。これを田中輝が豪快に蹴りこんで、トドメの3点目。鹿島の最後の猛攻も凌いだ養和が3-1で完勝し、2回戦進出を決めた。
養和の次なる相手は、同じ関東のライバル・F東京。「夏にコテンパンにやられたので、リベンジしたい」。斉藤監督の目はすでに2回戦に向けられていた。

以上

2009.12.07 Reported by 安藤隆人
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