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【第14回北九州市長杯争奪北九州招待サッカー大会】2日目レポート:鳥栖が8得点猛攻で優勝。北九州は岡山に惜敗。(10.02.15)

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J2の3チームと九州学生選抜チームが参加した「第14回北九州市長杯争奪北九州招待サッカー大会」は14日、北九州市の本城陸上競技場で3位決定戦と決勝戦が行われた。3位を争ったギラヴァンツ北九州対ファジアーノ岡山は岡山が勝利。決勝戦ではサガン鳥栖が学生選抜を圧倒し8対2で優勝、Jリーグ開幕へ向けて弾みをつけた。

■3位決定戦 ギラヴァンツ北九州-ファジアーノ岡山
3位決定戦
北九州 0-1 岡山(10:30/本城)
得点者:75'西野晃平(岡山)
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日差しもなく肌寒い中で行われた3位決定戦。両チームともに1日目とは先発メンバーを大きく入れ替えて臨んだ。北九州は2トップに大島康明と中嶋雄大、ボランチに桑原裕義を据え、昨季終盤戦に近いメンバー。岡山は後藤圭太や新中剛史など新加入の若手選手も多く配した。

前半は両チームとも中盤でのボール回しから先が繋がらず、攻めきれない重苦しい展開。特に立ち上がりの20分間は両チームともシュートが1本もなかった。20分に岡山の宮田直樹がタイミング良く飛び出してシュートを放つが枠外へ。28分には北九州がコーナーキックのチャンスを得るが、クリアされてしまう。33分にもコーナーキックから北九州・中嶋がヘディングシュートで枠を狙うも岡山のGK李彰剛がしっかりとキャッチ。両チームともに少ないチャンスは活かせず0−0で前半を折り返す。

岡山の影山雅永監督は「前半はどちらが主導権を取るかのバトル。その中で自分たちに流れを引き込みたい」と前半を振り返ったが、後半岡山は実際に流れを呼び寄せる。
キーマンになったのが新中や小寺優輝。ボールキープが優れ、北九州の選手が囲う間に自由に動ける選手が出てくるようになった。49分には小寺が一人で持ち込んでシュート。54分にはコーナーキック後の混戦から西野晃平が飛び出してシュートを放ちゴールをおびやかす。そして75分、小寺がゴールライン際から折り返したボールを西野が蹴りこんで岡山が先制。81分にも小寺のセンタリングに再び西野が反応。このシュートはわずかに右に外れたものの、岡山は若い選手が攻撃の起点になって活躍した。試合は岡山が1点を守りきって勝利。

岡山の影山監督は「相手にプレッシャーを掛けないと自由にプレーされてしまう」と指摘しながらも、「立ち上がりはこぼれ球を拾えなかったが、後半は持ち直した」とゲームの中で修正できたことには手応えを感じたようだった。
北九州の与那城ジョージ監督は「コンパクトないい形のサッカーはできた」と一定の評価。「J2では今日のようなタフな試合が増える。開幕までに連動がうまくできるようになれば良い試合ができるだろう」と前を向いた。

2連敗となったが北九州も収穫はあった。試合開始直後にセンターバックのタチコが負傷。大事に至るものではなかったが、川鍋良祐を急きょ投入。アップをするような時間帯ではなかっただけに動きが心配されたが、安定したディフェンスをみせた。「川鍋がいい動きをしてくれた」と与那城監督も満足した様子だった。

■決勝戦 サガン鳥栖-九州学生選抜
鳥栖 8−2 九州学生選抜(13:00/本城)
得点者:12'萬代宏樹(鳥栖)、20'野崎陽介(鳥栖)、22'池田圭(鳥栖)、36'衛藤裕(鳥栖)、42'松本和弥(学生選抜)、52'萬代宏樹(鳥栖)、57'岡田翔平(学生選抜)、65'衛藤裕(鳥栖)、72'早坂良太(鳥栖)、88'金民友(鳥栖)
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サガン鳥栖は1日目の試合からはGKを室拓哉に入れ替えただけで、フィールドプレーヤーは全く同じ。九州学生選抜は、途中出場ながら北九州戦で2得点をあげた長谷慎司(福岡大学)を先発起用するなど選手を入れ替えてきた。

試合は鳥栖のペースで進む。鳥栖は4−4−2のフォーメーションをきれいに揃え、細かいボール回しの中からチャンスメーク。12分に萬代宏樹がヘディングで先制すると、立て続けに野崎陽介と池田圭が決めて学生選抜を突き放した。いずれも金民友が絡んだ得点。金は巧みなスルーパスやサイドチェンジで何度も決定的な場面を演出した。
36分には衛藤裕が追加点。学生選抜は43分に松本和弥(九州産業大学)のミドルシュートが決まり1点を返すも、前半は鳥栖が4−1でリードして折り返す。

後半も鳥栖がゲームを支配。正確なパスワークが冴え渡り、学生選抜の裏に抜ける絶妙なボール回しで学生選抜を翻弄し、得点を重ねていく。72分には左サイドからのフリーキックを右にいた野崎が受けて中へ送り、早坂良太が決めて7点目となるゴール。88分には金のヘディングシュートも決まり、鳥栖は計8得点をあげた。

課題もある。57分、右サイドを駆け上がった学生選抜・桃井宏和(鹿屋体育大学)の低いクロスに岡田翔平選手(同)がタイミングよく飛び出してゴール。鳥栖は学生選抜のサイドから中へ入ってくるボールを止めきれないシーンが何度かあり、失点は少なかったとはいえディフェンス陣の連動を確認していきたい。

鳥栖の松本育夫監督は「FWとMFの前戦6人のディフェンスが良かった。前戦でボールを取ると決定的なチャンスを作れる」と高い位置でのプレッシャーに自信をのぞかせた。この試合で1ゴール2アシスト、攻守にわたって献身的なプレーをみせた野崎についても「責任のあるプレーができるようになった」と高く評価。チーム全体については「昨年に比べて(チーム力が)30パーセントくらいアップできそう。今までで一番の強いチームができた」と話し、開幕に期待をにじませた。

以上

2010.02.15 Reported by 上田真之介
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