2月21日(日)龍馬カップ 2010Jリーグプレシーズンマッチ 神戸 vs 札幌(14:00KICK OFF/高知陸)
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NHK大河ドラマ「龍馬伝」で盛り上がりを見せている高知。そこで2月上旬に約1週間のキャンプを張っていた神戸が、21日、「龍馬カップ」と名づけられたプレシーズンマッチを行う。三浦俊也監督にとっては、以前率いていた古巣・札幌と、神戸で指揮を取りはじめてから初の対戦となる。
開幕に向けて調整を続ける神戸だが、ケガで別メニューの選手が多いのが現状。日本代表戦で負傷したFW大久保嘉人をはじめ、都倉賢、茂木弘人、MFボッティ、ポポ、DF冨田大介、小林久晃らが戦列を離れており、20日の練習に参加していたのはユースの2選手を含めて、19名。少ない人数で活動を強いられたなかでの実戦となる。
「これまでと同じく、攻守ともに自分たちのやろうとしているところが、ちゃんとやれているかということを、個人よりもチームを主眼に入れて見ていきたい」と神戸の三浦俊也監督。今回は、前線での軸となり、今季の目玉の1つ、高さを武器とする都倉が不在も、「コンセプト自体は変えない」と、始動からキャンプ、そして、地元いぶきの森で行ってきたチームの方向性をそのまま継続していくという。また、「メンバーがだいぶ欠けているなか、年間を通して誰が出ても同じようなコンセプトでやれるようにというところでは、いいシチュエーションになるのかなと思う」とGK榎本達也。チームの総合力を上げるうえでも、大事なプレシーズンマッチとなる。
そのなかで、主力が揃わないというマイナス要素がある一方、若手が台頭してきたという状況も神戸にはある。中でも注目されているのが、神戸ユースから今季2種登録でトップチームに合流した、U-17日本代表FW小川慶治朗の活躍。新チーム初の対外試合となった練習試合での岐阜戦でチーム最初のゴールを決めると、その後の練習試合などでも持ち前のスピードや裏への飛び出し、豊富な運動量、そして抜群の攻撃センスで、チームに新たな息吹を与えている。21日の札幌戦でもスターティングメンバーに入る可能性が非常に高い。
「彼はまだ何も残していない。プレシーズンの(練習試合での)得点でもまだまだ。公式戦に出て、勝って、初めて評価するもの。だから、まだ評価していない」と三浦監督は小川に厳しい視線を送るものの、それも期待の表れ。小川自身は、「自分のプレーを見せて、気負けせずに、持ち味を出してやっていきたい」と、札幌戦でもアピールを誓っている。
その相手となる札幌には、今季からFW中山雅史が加わった。42歳の中山と神戸の17歳の小川との年の差は、実に25歳。「日本を代表するFWで尊敬しているし、飛び込みの早さやガッツはすごいので、(対戦して)いい勉強になると思う」と、憧れの存在である中山との対戦を楽しみにしている。
札幌は13日から熊本でキャンプを行っており、その最中に高知・春野へやってきて、神戸との試合を戦う。17日の鹿屋体育大学との練習試合では、昨シーズンの主力であるFWキリノが不在も、元神戸のFW近藤祐介や、昨シーズン愛媛で18得点を挙げた兵庫県出身のFW内村圭宏らがゴールを決めて、4-0と勝利。また、中山も2本目に登場。DFの藤山竜仁も含めて、こちらも新戦力の状態があがってきているようだ。新チームとしてどこまで連係が出来上がっているのかをチェックするのに、神戸は格好の相手となる。
神戸はJ1で上位入りを、札幌はJ2でJ1昇格争いに入っていくことを目標としているが、そのためには戦力の充実が不可欠。南国土佐の、坂本龍馬ら志士たちが生まれたこの地で、新たな力を見ることができるか。そして、宮本恒靖対中山雅史という日本代表で活躍した両選手のマッチアップも注目しながら、今回の「龍馬カップ」で開幕を占っていきたい。
以上
2010.02.20 Reported by 前田敏勝
J’s GOALニュース
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