3月6日(土)J1 第1節 F東京 vs 横浜FM(14:00KICK OFF/味スタ)
スカパー!生中継 Ch363 14:00〜(解説:金田喜稔、実況:佐藤文康)
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2010シーズンがいよいよ開幕する。F東京はホーム味の素スタジアムで横浜Fマリノスを迎え撃つ。『ポストワールドカップ』を掲げる城福トーキョーは、日本サッカーを首都クラブから盛り上げると意気込む。一方の横浜FMは、MF中村俊輔の復帰で開幕前に大きな話題を呼び、ミスター・マリノスこと木村和司新監督を迎えて攻撃スタイルへの変革に着手している。互いに昨シーズンから次のステージを目指した戦いを見据えてリーグ開幕を迎えた。
F東京の昨季をベースに新戦力を加えた布陣は、ここまで順調な仕上がりを見せている。練習試合では負けなし。代表が合流した宮崎キャンプの大宮戦からは無失点試合を続けている。一方の横浜FMは、今シーズンから木村和司監督が就任して試行錯誤を続けてきた。選手の特長や、新たな可能性を絞り出す作業を続けた結果、システムは4-4-2に落ち着いたようだ。中村の開幕戦の出場は微妙なところだが、開幕を見据えてきただけに、大きな支障はないはずだ。
ただ、開幕戦を直前に控え、両チームにアクシデントが起こった。まずF東京はプレシーズン期間、ずっと好調をキープしていたMF米本拓司が左ひざのじん帯を痛めて長期離脱となった。横浜FMもチームの精神的支柱であるDF松田直樹が負傷でチームを離れてしまう。DF栗原勇蔵に続き、センターバックに負傷者が出てしまったことは誤算だったかもしれない。
両チームは、開幕直前での代役探しが始まった。F東京は、昨シーズン中から温めてきたDF徳永悠平を中盤の底に配すシステムで穴を埋めようとしている。ただ、昨年末に左足首と、右ひざを手術した梶山陽平はベンチスタートが濃厚で、ダブルボランチを組む羽生直剛とは急造コンビとなる。梶山、米本のボランチコンビはチームの根幹を担っただけに、2人の出来が試合結果を大きく左右する。横浜FMは、MF小椋祥平のシフトや、金井貢史の抜擢で穴を埋めそうだ。小椋も金井も守備と足元の技術を持った選手。両者ともに複数のポジションをこなせるだけに、アクシデントには心強い存在になりそうだ。
このカードは昨シーズン、F東京の1勝1分(1−0、0−0)だった。両チームともに守備は堅い。ゲームは昨季の対戦と同じくロースコアの展開が予想される。F東京のここ2シーズンの安定した成績を支えたのは守備の成長が大きかったといえる。2列目で先発が予想されるMF松下年宏と、中村北斗がいかに穴を開けないように守備のポジションを取れるかも大きなポイントだ。横浜FMの守備の堅さは不変。中澤佑二を中心とした高さと強さを誇るボックス内の守備は、簡単にゴールを割らせてはくれない。「昨年の開幕戦は、前半はやりたいことがやれていた。それが前半の終了間際に失点してしまった。1点取られたからといって、昨年のように崩れてはいけない」と、城福監督。昨シーズンF東京は、開幕戦で新潟に1−4で大敗を喫した。横浜Fマリノスも広島の攻撃スタイルにかき回されてしまい、それを引きずってしまった感もある。互いに開幕戦のショックから立ち直るまでに時間がかかっただけに、慎重な立ち上がりを求める潜在意識が働けば、よりロースコアな展開に拍車をかけるだろう。
ただ、中盤でどちらが先を取るかで、ゲームの様相はがらりと変わるだろう。F東京としては、キャンプで取り組んできた、バイタルエリアに楔を打ってそこから展開する形を多く作り出したいところ。相手の守備陣の距離をうまく広げて中盤の主導権争いを制したい。また、そうした展開に持ち込めれば、けがから復帰したMF石川直宏の投入で一気に流れを掴むことも可能だ。逆に横浜FMは、木村監督の攻撃スタイルをどこまでこの一戦で体現できるかが見どころとなる。
興味の尽きない両チームの対戦は、明日14時、味の素スタジアムでキックオフする。
以上
2010.03.05 Reported by 馬場康平
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