3月6日(土)J1 第1節 鹿島 vs 浦和(16:00KICK OFF/カシマ)
スカパー!生中継 Ch181 15:50〜(解説:羽中田昌、実況:倉敷保雄、リポーター:高城光代)
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すでにAFCチャンピオンズリーグの予選リーグとFUJI XEROX SUPER CUPの2試合を戦っている鹿島の選手たちからは、Jリーグ開幕を迎えるピリピリした緊張感は微塵も感じられなかった。極めて普段通り。内田篤人にいたっては「もう6試合もやってるし」と日本代表を含めて早くからシーズンインしていたことから来る余裕を感じさせた。
とはいえ、そこは開幕戦。チケットの当日券販売はなく完売した。鹿島vs浦和というJ屈指の好カードが、2年連続で開幕戦で実現したからである。
フォルカー・フィンケ監督が就任して2年目を迎える浦和は、田中マルクス闘莉王を放出したものの、中盤に運動量のある柏木陽介を獲得。昨季から目指している流動的なパスサッカーに必要なピースを手に入れた。サイドバックにも右の平川忠亮だけでなく、左にルーキーの宇賀神友弥と攻撃的な選手を並べていることからも方向性は明らかだ。闘莉王が抜けたセンターバックの穴もベテランの山田暢久が経験値の高さでカバー。プレシーズンマッチでも坪井慶介との連携の良さを見せた。高さという部分では不安もあるが、スピラノビッチのコンディションが万全になれば問題はないだろう。
昨季の開幕戦では、序盤から原口元気がドリブルで仕掛けるなど浦和が攻勢に出た。しかし、その攻撃を受け止めた鹿島が一気に速攻から2点を奪い、完成度の違いが如実に表れた試合だった。浦和としては今季も同じ対戦となったこともあり昨季と同じ轍は踏みたくないはずだ。新しいメンバーがもたらすプラスの面を出していきたいところだろう。
ただ、鹿島も今季すでに行った2戦とは違う形になりそうだ。コートジボワールとの親善試合のため韓国代表に招集されていたイ・ジョンスが試合中に右足を負傷。木曜の深夜に鹿島に戻ってきたが、これから精密検査が必要な状況。金曜には姿を見せたが足を引きずりながらゆっくり歩くような状態だった。
代わりに出場となるのが伊野波雅彦だ。昨季まで、不動のレギュラーとして岩政大樹とともに最終ラインを支えてきただけに、このチャンスに奮起することは間違いない。出足の鋭い守備だけでなく、左右両足の正確なフィードという特長を活かしイ・ジョンスとは違った持ち味を発揮したい。
また、このところ交代出場でいいアクセントとなっている遠藤康にとっても、これまでとは違うリーグ開幕戦となった。今季はベンチに入るのは当たり前、それ以上に試合に出場してどういうパフォーマンスを見せるかが求められている。ただ、「開幕って感じはしないですね」と余裕を持って試合に臨めている。
「ボールを触らないとノってこないのでなるべくたくさんボールを触りたい。でも最初は守備からなんで、自分でボールを取れたらいいですね。後ろの人に迷惑かけないようにしたいです。いまはモトさん(本山雅志)がいないので試合に出てると思う。その間にどれだけアピールできるかだと思います。アシストなりゴールを決めたいですね」
試合前日の会見でオズワルド・オリヴェイラ監督は「対戦相手として力がある。レッズ相手に良いスタートができればいい」と述べた。それは浦和にとっても同じだ。鹿島に快勝すれば大きな自信を持ってシーズンをスタートできる。昨季開幕戦と同じ展開になるのか、それともリベンジを果たすのか。単なる34分の1の試合でないことは確かだ。
以上
2010.03.05 Reported by 田中滋
J’s GOALニュース
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