3月30日（火）AFCチャンピオンズリーグ2010 広島 vs アデレード（19:00KICK OFF/広島ビ）
試合速報 | ホームゲームチケット情報 | 決勝戦は11月13日(土）に国立競技場で開催！
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●ジョセフ・ミューレンコーチ（アデレード）：
「我々が広島にやってきたのは、勝利がまず第一の目的だ。このＡＣＬでは３連勝といいスタートを切ったが、まだ決勝トーナメント進出を決めたわけではない。そこに向けて、全力を尽くしたい。
　広島は強い。勝つことは簡単ではない。前節も素晴らしい試合だったし、我々がいい結果を得たとはいえ、互角の闘いだったと思う。前節同様、いい結果を得られるようにチームを導きたい。

●トラヴィス・ドッド選手（アデレード）：
「我々は、勝利する自信を持って、広島にやってきた。ただ、先週の試合では、広島もいい闘いを見せていたし、調子は上がっている。明日の試合は難しくなるが、我々は3ポイントを奪うために闘い、勝利をおさめて決勝トーナメント進出を決めたい」

Q:明日の試合に向けて、どういう闘いを見せたいと思っているのか。

ミューレンコーチ：
「広島のコンビネーション・プレーに気をつけたい。特にオフェンスは要注意だ。ボールを持ってアタックを掛けられると、相手には危険な佐藤寿人がいる。我々は、ＦＷのファン・ダイクをトップに置きつつ、中盤と最終ラインでしっかりとケアしていきたい」

ドッド選手：
「基本的には先週と同じ戦い方になると思う。広島は10人でも2得点を決めたチームだし、明日の試合は我慢を強いられるだろう。楽に試合を進めるためにも、早い段階でゴールを決めたい」

Q:ドッド選手は前節もゴールを決めていますが、広島の守りの印象は？
ドッド選手：
「私たちの特徴は攻撃力とプレースピードにある。広島も攻撃的に来るだろうが、彼らと同じように攻撃的にいって勝ちにいきたい。ストヤノフは出場停止でいないが、代わりの選手が入ってくるだろうし、警戒しないといけない」

Q:広島とアデレード、共に長い距離の移動があったが、どちらのチームに疲れがたまっているか？
ミューレンコーチ：
「広島の方が2度もこの移動を経験しているし、我々はまだ１度だけ。そういう意味では、広島の方が疲れているだろう」

Q:守備での修正は？
ミューレンコーチ：
「前回の試合は、前半は問題なかった。ただ、ストヤノフが退場した後、少し気持ちが緩んだところを突かれた。ストヤノフの退場は、我々の方にメリットがあったはずなのに。戦い方は同じでいいと思うが、メンタル・集中力の面は気をつけないといけない」

Q:Ａリーグでは厳しい結果だったのに、ＡＣＬではいい調子だが。
ミューレンコーチ：
「Ａリーグが終わってプレッシャーから解放されているし、フローレスなど新しい選手が何人も加わったことも大きい。またアジアでの闘いは、フィジカル的に優位に立てる。ただ、まだ上に行くことが決まったわけではないし、集中して勝ちにいきたい」

以上

※アウレリオ・ヴィドマー監督は、コーチライセンスの関係でＡＣＬの公式会見には出席できない。そのためジョセフ・ミューレンコーチが出席している。