スカパー!生中継 Ch184 17:20〜(解説:前川和也、実況:川崎祐一、リポーター:守口香織)
顔写真クイズ | 皆の投稿で作るスタジアム情報
----------
「本当に大事な節。やって来たことを信じて、これから伸びて行けるかどうかが、このゲームで見えてくる」と話す岡山・影山雅永監督。「11人が団結して勝つための作業をしなければならない。連係やコミュニケーションといった、チームの柱となる要素が、この栃木戦ではさらに重要な意味を持つ。ガチンコ勝負になるのは目に見えているから、辛抱強さをいかに発揮できるかが大切」。栃木のリカルド・ロボ、崔根植の2トップに送られるロングボールのこぼれ球を拾うこと、そもそもロングボールを蹴らせない前線からの守備をすることが、このゲームでの岡山の最初の仕事だ。
前節、栃木は大分を相手に、思い描いていたとおりのゲームを完遂した。シンプルにつなぐ攻撃スタイルは、中盤を入れ替えることでみごとに機能。「佐藤悠介が入ることで、横にもつながるようになる」と話していたのは、ボランチでコンビを組む米山篤志だ。佐藤はボールを捌きながらリズムを作り出し、米山が絶対的な安定感でボールをキープ。とくに、佐藤、高木和正のところでボールがよく収まり、セカンドボールを拾ってはチャンスにつなげた。ゴール前で絶対的な仕事をするロボの力も発揮された。米山からのワンタッチパスを決めた先制点、入江利和からの低いクロスに、低くダイブして頭で押し込んだ3点目と、ロボはまさに面目躍如の仕事ぶりだ。この日のゴールは、赤井秀行の30メートル超のゴールも、大分に1点返された直後に決めたルーキー・杉本真のダメ押しゴールも、いずれ劣らぬ鮮烈さで、第3節までオウンゴール1得点だけだったチームに大きなカタルシスをもたらした。
結果を出した栃木は、「守備についても手堅く、簡単には入らせてくれない。役割もポジションも、状況に合わせた規律がある。松田浩監督の狙い通りのしっかりとしたチーム」(影山監督)。ゆえに岡山は、チームとしてなすべきことを、より強く徹底させる90分間になる。今回、ボランチとしての初スタメンが予想される植田龍仁朗は、「出番があるとしたらしっかりと守備をして、セカンドボールを拾ってつなぐ、という求められる役割をしっかりとまっとうしたい」と話す。これまでの4試合でゴールマウスを守り、好セーブを連発していたGK真子秀徳は、「シュートを打たれる本数も減っていて、粘り強く守れていると思う。ただ立ち上がりや、(前節の札幌戦のように)ミスから生まれた失点があるから、中盤でやり切ること、攻めている時のリスクマネージメントを改めて臨みたい」。
岡山の前線には、西野晃平と同様、ポストになれる中野裕太が加わり、攻守において効果的な2枚が揃った。岸田裕樹ら、ゴールへの意識が高い周囲の選手の動き出しを誘って、岡山にも胸のすくようなゴールが生まれるか。いずれにせよ、この勝負、見応えのあるものとなることは必至である。
以上
2010.04.03 Reported by 尾原千明















