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【J2:第5節 北九州 vs 千葉】プレビュー:「個」の力で勝る千葉に、北九州が「組織」の力で挑む。2戦連続無失点で守備に自信を付けてきた北九州は、今節も先手必勝で一矢報いたい。(10.04.04)

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4月4日(日)J2 第5節 北九州 vs 千葉(15:00KICK OFF/本城チケット販売はこちら
スカパー!生中継 Ch184 14:50〜(解説:小野信義、実況:田中友英、リポーター:麻倉ももこ)
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新参の北九州と古豪千葉。北九州にとっては与那城ジョージ監督が力を入れてきた「コンパクトなサッカー」がより高いレベルでも通用するかどうか、試金石となる重要な一戦になりそうだ。

北九州はここ2試合連続無失点。佐野裕哉を下げたことで中盤が安定したほか、DFも裏を取られるような場面が減ってきた。「ユーヤさん(佐野)が下がってフラットでやっているので、ボールを取ったあとすぐに攻撃に繋がっている。いいリズムが作れている」と川鍋良祐が話すように、安定したディフェンスが良い攻撃を生むようになってきた。前節・水戸戦もスコアレスではあったが、決定的なチャンスも作り、あとはフィニッシュだけという状態だ。

得点力という意味では、2試合ぶりに大島康明が戻ってくることも大きくプラスになる。大島は「(中嶋雄大との)距離感、動き出しのタイミングがばらばらではだめ。2人で崩していけるようにしたい」とした上で、「どん欲に、取られることを恐れず、前に前に行きたい」と話す。今節でも中盤からロングボールが入るシーンのほうが多くなるだろうが、削られながらもスペースを作ったり、シュートまで持ち込めるのが中嶋と大島のコンビ。能力の高さをいかして、先制点を奪いたい。

ここにきて不安要素も出てきた。左サイドバックの冨士祐樹が練習中に負傷。この位置に急きょ日高智樹を起用することになりそうだ。
日高は右サイドで交替出場することが多いが、ユーティリティプレーヤーでもあり、ボランチや左サイドでも順応して動ける。昨季は一時期左サイドバックで起用されたことも。日高本人は「1対1で負けないとか、そういう単純なことを意識してやっていきたい」と淡々と話す。
サイドが使えずに中央にボールを入れたり、最終ラインにまで戻すということが目につく北九州にとって、冨士の欠場が痛手であるのは間違いないが、今節は日高や右サイドの安定で穴を埋めたい。比重が高まる右サイドでは重光貴葵がリズムを掴みつつある。ミニゲームでも積極的な上がりを見せ、得点に絡んだ。重光は「(佐野から)ボールを引き出す動きをしたい。アレックスとの対戦は楽しみ」とリラックスした様子で話している。

対する千葉。草津と対戦した前節、前半から攻め入りながらフィニッシュまで持ち込めず、試合終了間際になっての連続得点でなんとか勝点3をもぎ取った。厳しいゲームにはなったが、青木孝太、巻誠一郎の相次ぐ投入が流れを変えた。今節も、前節同様に先発メンバーの入れ替えや的を射た選手交代は効果的だろう。
試合巧者の千葉であっても、北九州のボランチを抜けていくのは容易ではない。佐野と桑原裕義の両選手が立ちはだかる中央ではなく、サイドに散らし、左サイドであればアレックスを生かして攻撃のリズムを掴みたい。北九州の“弱み”を突ける右ウイング・倉田秋や米倉恒貴の出来も試合を左右しそうだ。

タレントを揃える千葉に対し、北九州は組織を固めて挑む。「全員で守るというのがチームのモットーなので、コミュニケーションを図って守りたい」(長野聡)。ゲームは千葉のペースで始まると予想されるが、ラインディフェンスが自分たちのものになりつつある北九州を崩すのは容易ではない。闇雲に打てば、第3節の東京Vのように泥沼にはまる。
双方とも中盤をまず支配し、丁寧にゲームメークする必要があろう。そして、千葉としては北九州DFのラインが乱れる一瞬の隙を、北九州としては人数を掛けてくる千葉のプレスの間を、虎視眈々と狙っていきたい。

個々の実力では千葉が上回るが、何が起こるか分からないのがサッカーの面白さ。古豪相手に一矢報いることができるか、楽しみな一戦がまもなく始まる。

以上

2010.04.02 Reported by 上田真之介
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