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【J2:第5節 岐阜 vs 札幌】プレビュー:岐阜にとってはリスタートの一戦。悪い流れを断ち切って、ポジティブな『生みの苦しみ』を!(10.04.04)

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4月4日(日)J2 第5節 岐阜 vs 札幌(13:00KICK OFF/長良川チケット販売はこちら
スカパー!生中継 Ch183 12:50〜(解説:大野聖吾、実況:堂野浩久、リポーター:松井秀)
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岐阜は今苦しんでいる。開幕戦を白星で飾ってから、そこから3連敗。この状況は倉田安治監督が就任し、新たな取り組みに着手し始めた時点で、最初は苦しむだろうと予測は出来た。なぜならば倉田監督の掲げるサッカーは、浸透するまでに時間がかかるものだけに、最初から結果ばかり求めるのは、非常に困難を要するからだ。
しかし、だからといって、いつまでもこの状況が続くのは決して得策ではない。難しいからと言って、負け続けていい訳がない。負け続ければ、当然チームの雰囲気が悪くなるし、いくらそれなりに浸透度が確かめられても、それ以上に結果と言う現実が、チームの両肩に重くのしかかるのは、至極当然なこと。そろそろ目に見える結果を出さないと、チーム全体の方向性を軌道修正しにくくなり、倉田サッカーの浸透の大きな妨げになってしまう。

岐阜は開幕から4試合でわずかに3ゴールと少ないが、その分、失点は第2節の大分戦を除けば、すべて1失点。無失点で抑えられないと取るか、最小失点に抑えていると取るか。今の状況を考えたらポジティブに考えた方がいい。ゾーンプレスと言う新しい組織的守備に取り組み、まだゾーンからマンツーマンに切り替えるタイミング、スピード、質が悪いことはあるが、それでも基本となるゾーンを作り、スペースにふたをする守備は出来ており、ミクロの部分の不足や、細かいミスが失点の原因となっている。つまり大枠はそれなりに形だって来ているが、まだ細かい部分の構築が足りないだけで、そこは時間をかけて修正していけば、完成したときに大きなメリットとなる。
今はこうポジティブに考えて、細かい部分とミスを減らすという部分を意識して、試合に臨んでもらいたい。大枠を疑いだすと、大枠が崩れる。こうなるとどうなってしまうかは、理解できるだろう。

今節の相手は札幌。ここ2節は2連勝と波に乗っている。要注意はボランチの宮澤裕樹。彼はもともとFWだが、ボランチにコンバートされ、パスセンスと2列目からの攻撃参加という持ち味が磨かれ、札幌の不動のナンバー10として大きな存在感を放つようになった。
ただ、彼を室蘭大谷高校の1年次から取材している筆者としては、どうしてもFW宮澤のイメージがぬぐえず、彼の得点感覚は素晴らしいものがあっただけに、この試合では得点と言う面で、一番の脅威になるのではという警戒心は強い。
前節の岡山戦で2ゴールをたたき出したFW近藤祐介、キリノの2トップは好調を維持しており、彼らの応対も集中してやらなければいけないが、その後方にいる彼の動きにも細心の注意を図らないといけない。それだけにボランチの菅和範と田中秀人が、うまくチャレンジ&カバーをしながら、宮澤がバイタルエリアで仕事を出来ないように、プレッシャーを仕掛け、出来ればそのポイントでボールを奪って、一気にショートカウンターを繰り出したい。

昨年、岐阜の武器でもあったショートカウンターは、今年あまり見られていないだけに、セカンドラインでのボール奪取からの精度の高いショートカウンターを、この試合でぜひ見てみたい。キーとなる攻撃陣に目を向けると、今節はFW押谷祐樹が出場停止のため、2トップの組み合わせはどうなるのかが注目だ。倉田監督は「調子のいい選手を使う」と言っているが、朴基棟はまだ本調子とはいえないため、彼を本領発揮するまで我慢して使い続けるか、昨年の西川優大と佐藤洸一のツインタワーに切り替えるか。個人的にはツインタワーの攻撃を見てみたい気はするのだが。

岐阜はここをきっちりと白星で飾り、3連敗と言う悪い流れを断ち切って、ポジティブな『生みの苦しみ』が出来るようにしなければならない。

以上

2010.04.03 Reported by 安藤隆人
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