5月5日（水） 2010 J1リーグ戦 第10節
Ｇ大阪 4 - 4 川崎Ｆ　（19:03／万博／20,317人）
得点者：33' 宇佐美貴史（Ｇ大阪）、39' 森勇介（川崎Ｆ）、59' 二川孝広（Ｇ大阪）、63' ルーカス（Ｇ大阪）、74' 楠神順平（川崎Ｆ）、80' 楠神順平（川崎Ｆ）、82' 明神智和（Ｇ大阪）、90'+1 楠神順平（川崎Ｆ）
スカパー！再放送 Ch183 5/6（木）05:00〜（解説山野孝義実況高野純一リポーター田野和彦）
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●西野朗監督（Ｇ大阪）：

「非常にアグレッシブに戦えた試合だとは思う。トータル的にフロンターレの攻撃を受けたな、という感じはする。前半こそ非常にラインもプッシュアップ、コントロールされて、積極的なDFというのが出来たと思うが、後半、３−１になってから、全く（できなかった）…。疲労はかなり感じましたけれど、そこで攻撃の姿勢を少し失った時間帯があり、そこで完全にコントロールできなかったのかなと思う。惜しいゲーム運びだったですね。星原を入れて、当然最終ラインが浅かったので、宇佐美の疲労もありましたが、４点目をとりにいく姿勢が守りながらもあれば、もう少し川崎Ｆの守備陣を落とした中で戦うことが出来たと思うのですが、どうしてもDFだけに終始した終盤の時間帯があった。そこをかなり…川崎Ｆも攻撃陣が非常に多才なので、そこで受け過ぎたなという感じです。もったいない試合運び。ただ選手は攻撃的なところを思い出して、いろんな、らしい時間帯もあったし、前半の流れというものを更に精度を上げていくことを考えて行けばかなりチーム力はあがるんじゃないかと思います」

Q:加地選手を代えた理由は？攻撃的にというメッセージでしょうか？
「あいつは足がつって、自分で×マークを出していたので。その数分前にクロスを上げにいったときにもう…あそこもポイントだったと思う。加地がガンバで足をつるのは初めてじゃないかと思います。攻撃的にいったというよりは」

Q:星原選手を投入後、敢えてラインを落としたのではなく押し込まれて、下がったのでしょうか？
「落とせという指示は今までも出したことはないです。落とさざるを得ない瞬間はたくさんあるが、自ら落としてゴール前で守るという選択はもっていない。どうしても川崎Ｆも最終ラインもかなり両サイドも中盤に繋ぎに入ったり、人をかけてきたので、ああいう状況では当然落とさざるを得ない。でもそれでもいいんです、DFは。ただ、そこからとって攻撃に出て行く瞬間に、全体がラインを上げていくことができなかったので、いつまでも同じラインでどうしても、ゴール前で返すという感じになってしまった。ヤット（遠藤）や明神もかなり疲労していて、そこのアップダウン、３ライン、２ライン、やむを得ないと思います。あれだけ川崎Ｆが３−１で人をかけてきた中では。ただどこかでそういう瞬間を見つけて、オフェンシブにという設定がないと今日のような展開になってしまう」

Q:１点差に追い上げられたあたりで、疲労もみられたという話ですが、 例えば武井選手などをいれて、一気に守りを固めるつもりはなかったですか？
「それは結果論なので。外せないですよね、やはりあの２人は。二川を代えようかとも思いましたが、スイッチしようとした時に同点にされたとか、オフェンシブにいかなきゃいけない選択をせざるを得なくてまた戻して…というのはありましたが、完全に落ち着いてDFシブにということは思っていません。３−１になったあとは、守り切ることは全く伝えずに、星原のスピードをいかした４点目があればと思ったのですが、それが少し裏目に出ましたね」

以上