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【J1:第12節 横浜FM vs 京都】プレビュー:連勝を目指す横浜FMと連敗を止めたい京都。勝敗のカギは運動量にあり!(10.05.14)

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5月15日(土)J1 第12節 横浜FM vs 京都(15:00KICK OFF/ニッパ球チケット販売はこちら
スカパー!生中継 Ch308 14:55〜(解説:川本治、実況:西岡明彦)
--試合速報--
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5月10日に日本代表のワールドカップ出場メンバーが発表され、横浜F・マリノスからは中澤佑二と中村俊輔が選ばれた。彼ら2人が南アフリカに飛び立つ前の横浜でのラストゲームが、京都サンガF.C.戦となる。

横浜FMは前節、浦和レッズと対戦し、3−2で競り勝った。それまで試していた4−3−3から4−4−2へフォーメーションを戻して、原点回帰。これが奏功したと言える。中村は本来の攻撃的MFの位置に入り、1点目をアシストしたのをはじめ、攻めに専念したことで輝きを増す。3トップの時は「悩みながらプレーしていた」渡邉千真は、山瀬功治と2トップを組んで2ゴールをゲット。今節は「(上位の)浦和を倒したのだから、連勝しないと意味がない」(兵藤慎剛)。今季2度目の連勝を目指す。

京都は、AFCチャンピオンズリーグ出場組の絡みで11節を7月に行うため、先週末はゲームがなかった。5日の10節・清水エスパルス戦では、柳沢敦がJ1通算100得点目のメモリアルゴールを挙げ、新外国籍選手ドゥトラがJ初得点を記録。前半は首位・清水相手に2点のアドバンテージを得た。ところが、終わってみれば2−4の逆転負け。その結果、リーグ戦は引き分け1つを挟み5連敗。現在、暫定ながら最下位だ。しかも今節は、センターバックの郭泰輝と攻撃のマルチプレーヤー中山博貴が出場停止。危機的状況にあるが、現状打破のために欲しいのは白星だけである。

京都にとっての光明は、ケガで出遅れていたドゥトラが調子を上げていること。188?の長身ながらスピード、テクニックを有し、攻撃に躍動感を与えている。プレースタイルから「カカ2世」と称される彼とディエゴの攻撃力は、横浜FMにとっても脅威だろう。Jトップレベルのセンターバックである中澤と栗原勇蔵でも、このブラジルコンビに対しては気を抜けない。特に中澤は、個の能力の高いディエゴとドゥトラを止めることが、W杯本番にもつながるはず。そういう意味でも、彼らと中澤の一対一のシーンには注視したい。

昨季の両チームの対戦は1勝1敗。横浜FMは敵地で0−2で敗れたが、ホームでは3−0で快勝した。ただ、横浜FMの何人かの選手に話を聞くと、負けたゲームの印象の方が強く残っているようだ。
「守備を堅くして、前線のディエゴ選手や柳沢選手がカウンターを狙ってくる。去年のアウェイゲームは、完全にそれでやられた」(渡邉)
京都の戦略家・加藤久監督は、今回も守備主体で臨んでくると予想される。それをどう打開するかが、横浜FMの勝利へのカギに。参考になるのは、昨年ホームの京都戦。運動量で相手を上回ったことが大きな勝因だった。そう考えると、横浜FMのキーマンには、無尽蔵の走りを誇る兵藤の名を挙げたい。彼は昨年の対戦時にも1得点を決めて活躍。今回も『ハマのダイナモ』の八面六臂の働きが観られるだろか。

以上

2010.05.13 Reported by 小林智明(インサイド)
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