7月28日（水） 2010 J1リーグ戦 第15節
山形 0 - 0 川崎Ｆ　（19:04／ＮＤスタ／12,045人）
スカパー！再放送 Ch180 7/29（木）前06:00〜
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●小林伸二監督（山形）：
「後半の入りが、また前節と同じで悪かったんですよね。それについては、ちょっとツイてたってことと、シミケン(清水)のファインセーブがあったと思います。後半の立ち上がり10分は悪かったなと思います。前半についてはうまく機能したなと思っています。具体的に前回の反省で、アプローチから球際へもう一度プレスをかけるというのは、かなり集中してやってくれたなと思っています。こういうことを続けることによって、チームが強くなったり、個人のたくましさが出てくるなということを選手には伝えました。

攻撃については、うまくボールが回りだしてサイド、もしくは今日は古橋、誓志(増田)というシャドーのところが効いていて、両サイドバックが食いつくとサイドハーフ、もしくはサイドバックがうまく出ていったというのは、うまくスペースを付けたなというところはあるんですけど、そこの質がもう少し上がると言うんですかね。サイドに付けたボールに対して、クロスの質という部分とピンポイントで動きを変えるということがあると思うんですけど、そういうところと、しっかり最後まで動きを見て合わせるということになると、少しファーのほうにフリーが何回かあったと思うんですけど、そういうところを合わせられればよかったなと思っています。

全体的に、ホームの利というのは大変あると思っています。90分タフに今日はやってくれたと思っています。次のガンバのゲームに……1回良くて1回悪いというアップダウンなので、もう1回集中してチャレンジできるように、今週は休むことも大事ですけど、準備をしていきたいと思っています」

Q:今日は長谷川選手が先発しましたが、今日のプレーはどうでしたか?
「全体的に見ていくと、段々よくなってきたということが言えると思います。初めよりも、時間が経つとよくなってきたということが言えると思います。浮き球についてもタイミングよく早めに跳んでキープできたケースが何回もあるし、ディフェンスとディフェンスの間で視野を取って何回かボールを受けたんですけど、ちょっとステップを変えてファーストタッチで持って出れればシュートまで打てるので、そういうのができればよかったなあというのが後半あったので。そういうところを、1回か2回のチャンスなんですけど、フィニッシュまでつなげられるようになってほしいなというのはあります。久しぶりのスタメンでフルでやってくれて、十分やってくれたと思っています」

Q:後半立ち上がりが悪かったとおっしゃいましたが、それは川崎Ｆが攻めてきたというのがあったのか、それとも山形のほうに課題があったのですか?
「当然、後半の初めですから、川崎さんは攻撃のほうは増して入ってきますよね。それに対してサイドの対応というところで、コーナー(キック)に何回かなりましたけど、その前の1対1の対応というところであまりにも軽卒なプレーが多かったと思います。あのへんでやっぱり入れられます。それは当然、個人になってきますけど、そういうところをきちっとやっていかないと、せっかくやっているものがほんの何分かで崩れてしまうというのが見えたと思うんですよね。そこは十分に、個人的に話をしてやりたいなと思います」

以上