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リーグ後半初戦は開幕戦以来の東海北陸ダービー。前回逆転負けを喫した富山は雪辱を期す。岐阜は返り討ちにすることができるか。
東海北陸ダービーと銘打ったJリーグでの対戦成績は富山の1勝1分2敗。前回の富山は前半33分にW黒部光昭のゴールで幸先よく先制したが、後半15、25分に失点して1−2で敗れた。攻めるか守るかのバランス感覚のずれやゲーム運びの拙さが露わになり、その後の修正に時間がかかった。アウェイ8連敗、相次ぐ逆転負けといったジンクスの端緒であり、現在17位(5勝1分12敗)に低迷するきっかけになった試合といえる。再び節目でぶつかる今回は勝利によって浮上の足がかりにしたい。リーグ再開後は岡山、草津など下位の健闘が目立っており、乗り遅れるわけにはいかない。
後半戦での巻き返しに向けて楚輪博監督が期待するのは「チーム内の競争によるレベルアップ」。28日のレギュラー・控えが対戦する定例の紅白戦では途中で複数人のメンバーを入れ替えながら行った。リーグ再開後の2戦は前半終了間際に失点し、後半に攻勢に出るパターンが続き、ややエンジンの掛かりが遅い。「ゲームへの入りの悪さも、普段の練習から気の抜けない競争があることによって改善できる」と話した。
その紅白戦では、ボランチの渡辺誠や長山一也、DF西野誠らが長い距離を走ってゴール前に顔を出すなど各選手に攻撃への積極性がかいまみえた。前節の熊本戦で後半途中から出場し反撃の流れをつくったFW石田英之、MF木本敬介はレギュラー組でもプレーし、持ち味のスピードで縦への推進力となっていた。木本は「前節の終盤は押し込むことができていて負けている感じがしなかった。チャンスは作れているので、あとはしっかりゴールの枠内にシュートを打てばもっと相手を慌てさせることができるはず」と話している。
岐阜は12位(7勝1分10敗)で折り返した。1年目の倉田安治監督のもと組織的な守備によってステップアップを目指し、第10節で7位まで浮上したが、その後は勝点が伸び悩んでいる。
再開後の初戦だった前節の愛媛戦は後半42分、MF染谷一樹のPKで追い付き、1−1で引き分けた。FC東京などでプレーしたMF池上礼一が加入して初先発。今後、MF橋本卓とのダブルボランチが要となって若きアタッカー陣が躍動すると現在1試合平均0.78得点(富山1.06点)の攻撃力は大きく向上するだろう。
富山の楚輪監督は「岐阜の最近の試合からはファイティングスピリットを感じた。その激しさに負けないようにしたい。FW西川優大をはじめ高さのある選手が多いので警戒している」と話している。
富山、岐阜ともに昨季は夏場に調子を上げた(7、8月=富山6勝4分2敗、岐阜5勝4分3敗)。快進撃を再現するためには8月最初の白星は譲れない。
以上
2010.07.31 Reported by 赤壁逸朗













