8月1日（日） 2010 J2リーグ戦 第20節
愛媛 1 - 1 鳥栖　（18:04／ニンスタ／2,948人）
得点者：58' 藤田直之（鳥栖）、86' ジョジマール（愛媛）
スカパー！再放送 Ch181 8/2（月）前05:00〜
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●松本育夫監督（鳥栖）：

「まず私自身、勝ち星を期待していたサポーターの方々に白星をプレゼントできず、誠に申し訳ない気持ち。ゲームのほうは前半、我々は11人のサッカーをやってるが、3位争いということで選手が入れ込みすぎて頭が空っぽというか、11人がバラバラだった。何をどうしたいのか統一されてなくて、1人1人は頑張っているがバラバラで、今の試合の中で11人の相手にどう戦うかということが必要だったと思う。後半はその辺を修正したが、やはり暑さと疲労との中で11人でやるサッカーができていなかった。特に残念だったのは勝ちにつなげられる内容でありながら、最後に集中を切らして1本のパスで、それもDFとGKが入れ違った状況で残念なゲームになった。次の千葉戦（8/8＠ベアスタ）で3位争いを続けていきたいと思う」

Q：攻撃陣を入れ替えて、藤田選手がゴールを決めたことに関しては？
「こういう暑さのゲームではミスを少なくしたいということで、藤田が中盤でミスが少なくそこを起点にしたい思い起用した。もうひとつ、今日は相手のディフェンスと中盤のスペースを藤田が使わないといけなかったが、そこを使えず上手くボールが回らなかった。それと後半のスタートにバーに当たった場面があったが、至近距離であれは決めないと。あそこで決めるとゲームの展開が違ったと思う。力みがあって、もっと落ち着いて打てたのではないか。空中のボールをひきつけて打てばよかったが、そのあたりはウチはまだまだ若い選手の集まりだという感じがした」

Q：11人でやるサッカーということだが、戦術面の共通理解のことなのか、精神的な部分の統一ということか？
「両方で、ひとつは攻撃で中盤では下地と朴のところ、我々の11人のサッカーではワンタッチと3人目の動き、それとワイドに使うというチームの統一があるが、前半はゼロだった。朴のところで止めてパスだったのでつぶされて、ワンタッチでつなぐところで周りが見えていなかった。もうひとつが意思統一というか、精神的なところのまとまりで、11人だけでなく今30人の選手がいて、ベンチに18人のメンバーがいて、我々スタッフを含めて気持ちの統一、それもあった。気持ちの上では頑張りたい気持ちもあるが、逆に11人がまとまらなかった。守備であれば全員が取りにいけばよかったが、1人がいって他が遅れたり、気持ちの面での統一も今日のミーティングでもずいぶん強調したが、それができていないのはもっともっと修正する必要がある。チームスポーツとはこういうものだと理解させて、チームをまとめていかなければならないという感じがした」

以上