以下は、第19節札幌対横浜FC戦で、西田剛選手がPKを獲得した時のヒトコマです(西田選手、芝田貴臣フィジカルコーチの証言を元に構成。イニシャルは想像にお任せします)。
(ボールに向かうN)
K「ワタシ、ゴウ、ワタシ。ゴウ、オネガイシマス。オネガイシマス」
N「まあまあ。(落ち着け、でも俺が蹴る)」
(一度、離れるK。ちょっと不満そう)
K(また寄ってきて)「ゴウ、ワタシ。オネガイシマス」
T「ゴウがPK取ったんだから、ゴウでいいやん」
N「そうですよねぇ。ところでTさん外してもいいですよねぇ」
T「ええよ、ええよ」
PKは無事決まりました。ゴールに向けた執念、PKをめぐる駆け引きと心理のアヤが少し表れているのではないでしょうか。
岸野靖之監督によるとK選手は、「個人的な力は素晴らしい。正確にシュートできるエリアも広い。結果を出せるようになるのは時間の問題」とのこと。2トップが良いコンビネーションからゴールを量産することは、後半戦の躍進に欠かせません。今後の攻撃陣の奮起に期待したいところです。
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2010.08.08 Reported by 松尾真一郎













