8月28日(土) 2010 J1リーグ戦 第21節
神戸 0 - 0 F東京 (19:04/神戸ユ/13,798人)
スカパー!再放送 Ch183 8/30(月)前10:00〜
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今季の総得点数を見ても18クラブ中、下位に低迷していること。前節はともに『無得点』で試合を終えていることからも、両者にとって『決定力不足』が課題の1つであることは一目瞭然だが、この日も、その課題が露呈した結果になってしまったと言わざるを得ない。ともに決して好機を見出せなかった訳ではないが、そのシュートがポストを叩いたり、わずかに枠をとらえられなかったり。今のチームの勝ち切れない状況を象徴するかのように、“運”も味方してくれず、ゴールを引き寄せ切れない。90分を終えて、スコアレスドローという結果は、それを示すものだった。
勝点20で並ぶ両者が、相手を蹴落とし、上位へ浮上するために『勝点3』を目指した一戦。夏休み最後の土曜日となるこの日は、イベントに絡めて浴衣姿のファンもスタンドにちらほら。夏らしい雰囲気が感じられる中で、キックオフを迎える。
立ち上がり、ペースを掴んだのは神戸。1分にMF松岡亮輔が放ったミドルシュートはF東京GK権田修一にしっかりとキャッチされるが、幸先のいいシュートチャンスに勢いづいた神戸は、ボールを支配しながら、果敢にゴールを狙いにかかる。8分には、MF朴康造のスルーパスにあわせて飛び出したMF松岡がまたも好機を迎えるが、シュートはバーを超え、欲しい『先制点』を引き寄せられない。
対するF東京は、10分を過ぎたあたりから、中盤でボールが落ち着くようになり、徐々に試合を盛り返す。14分には、ゴール前中央でFWリカルジーニョが左に流したボールを、MF石川直宏が狙いを定めてシュートを放つも、ボールは左ポストを直撃し、この日最初のビッグチャンスを逃してしまう。更にその直後の16分にも左サイドからFWリカルジーニョがコースを突いた絶妙なクロスボールを入れるが、これは神戸GK徳重健太に弾き出されてしまう。その後もF東京の勢いは途切れない。ただ、中盤から前線がいい形で連動する中でゴールへの意欲を示すものの、神戸守備陣の集中も途切れず、ゴールが遠い。逆に前がかりになる中で、神戸のカウンター攻撃にさらされる場面も何度かみられた。ただ神戸の攻撃も精度が低く、ゴールを奪うにはいたらない。
スコアレスで迎えた後半。先にビッグチャンスを掴んだのは神戸。47分、MF松岡のスルーパスにあわせて抜け出したFWイ ジェミンが相手DFを振り切ってシュートを放つが、ここはGK権田が好セーブをみせてしっかりと弾き出す。F東京の後半最初のビッグチャンスは66分。左サイドを崩した中で、途中出場のMF鈴木達也のスルーパスがゴール前に送り込まれるが、混戦の中、左ポスト前につめたMF石川のシュートは枠を捉えられない。
そうした決定力不足の状況に手を打つべく、69分には両監督が同時に動き、神戸はFW都倉賢を、F東京はFW平山相太を投入。偶然ながらチームきっての長身FWを同時に送り込む中で、前線で“ポスト”の役割も担う彼らがどのようなアクセントになるのかが見どころとなったが、彼らが前線で起点になることで攻撃チャンスをより多く見出したのは神戸だったと言えるだろう。74分にピッチに立ったFW我那覇和樹も含め、途中から入ったFW二人が前線でボールをキープ出来るようになったことで、2列目やサイドの選手が前線に顔を出す回数が増え、神戸の攻撃に厚みが見られるようになる。
ただ、それでも決定力不足は相変わらずで、78分にMF朴のスルーパスにあわせて抜け出したFW我那覇のシュートはコースが甘く、相手GKがブロック。ロスタイムに入ってからもDF石櫃洋祐のミドルシュートや、セットプレーからの攻撃チャンスもものに出来ず、0−0のまま試合終了。勝点1ずつを積み上げた結果となったが、ともに、内容的には決して悪くはないからこそ、勝点2を失った印象も強く残ったゲームとなった。
以上
2010.08.29 Reported by 高村美砂













