9月5日(日)第90回天皇杯2回戦 大宮 vs 讃岐(17:00KICK OFF/NACK)
-試合速報はこちら-
チケット情報 |天皇杯特集
----------
9月に入ってもなお夏の厳しさは続くが、サッカーカレンダーは確実に一年の終盤へと向かっている。元日、国立というサッカー選手にとって栄誉ある戦いである天皇杯が、今年は早くも開幕した。Jリーグ勢は2回戦からの登場となるのだが、前回大会、大宮の初戦であったソニー仙台との2回戦は、10月に入ってから秋田で行われたこともあり、ベンチコートを着込むほどの寒空の下で行われたことを思うと、今年はなんだかおもむきが違って感じられる。
NACK5スタジアムで行われる2回戦、J1の大宮に挑むのはカマタマーレ讃岐だ。高知大学との1回戦は先制しつつも後半ロスタイムに追いつかれ、延長戦を経たPK戦を制しての2回戦進出だ。北野誠監督を始めチームの士気が高まっていることは間違いないが、何しろ日本一暑いといわれる熊谷で、15時開始で120分を戦った上、中一日で迎える2回戦がコンディション的に厳しいことも間違いない。讃岐としては6年連続の天皇杯出場、最初の3年間は1回戦敗退、ここ2年は2回戦での敗退が続いておりどうしても突破したい関門でもある。
大宮は讃岐に比べ条件的にも恵まれ、属するカテゴリーからみれば格上ではあるのだが、だからといって簡単な試合となる、というわけではない。村上和弘は「J1相手に、絶対勝ってやろうと意気込んでくると思うから難しい試合になると思う」と厳しい表情を見せる。またスカウティングにしても1回戦の映像を分析することにはなるが、多くの材料があるわけではない。だからこそ逆に「相手がどうこうではなくて、自分たちの戦いをすること。そしてリーグ戦の清水戦へ向けた準備をすること」と鈴木淳監督は話している。もちろん一戦必勝ではあるのだが、リーグ戦2連敗中のチームをここで立て直すという新たなテーマも生れるということだ。
試合のインターバルも十分にあることから大きくメンバー変更することもなさそうだ。試合2日前の紅白戦の様子をみているとほぼ通常通りで行われていた。深谷友基が負傷したこともあり、坪内秀介とマトがセンターバックを組み、右サイドバックには村上が入った。ボランチは青木拓矢が外れ金澤慎と李浩、右サイドハーフには藤本主税が出場停止ということもあり橋本早十が久々に主力組でプレーした。
「まだまだ本来の彼には遠いでしょう」と鈴木監督は笑うが李浩は合流当初に比べ、周囲とのフィット感が向上していることは好材料。また、先発することになれば5試合ぶりとなる橋本が気を吐いていたことも目についた。その橋本は「これまでたくさん得点のチャンスがあったのに、すべて外してきた。得点さえ決めていれば、試合に出られていないという状況だって大分違ったのではないかと思う。だから、もし出られるのであれば結果にこだわりたい」と温厚な彼からは珍しく強い言葉が口をついた。リーグ戦ではなくフレッシュな気持ちで臨むことができることは、彼にとって幸いかもしれない。
リーグ戦とは違い、1試合で決着するという面白さもあるのがノックアウト方式の天皇杯。J1の意地を大宮が見せることができるのか。それとも、中1日という条件を跳ね除けて讃岐が勝利するのか。試合はリーグ戦とは若干違う17時キックオフ。まだ日差しのある時間帯だけに、暑さ対策を万全にして楽しみたい。
以上
J’s GOALニュース
一覧へ【第90回天皇杯2回戦 大宮 vs 讃岐】プレビュー:激闘の一回戦を制したカマタマーレ讃岐を迎える大宮、J1の意地をみせられるか?(10.09.04)
- 終盤戦特集2025
- アウォーズ2025
- 明治安田J1昇格プレーオフ2025
- 明治安田J2昇格プレーオフ2025
- J3・JFL入れ替え戦
- AFCチャンピオンズリーグエリート2024/25
- AFCチャンピオンズリーグ2 2024/25
- はじめてのJリーグ
- Jリーグ×小野伸二 スマイルフットボールツアーfor a Sustainable Future supported by 明治安田
- 明治安田Jリーグ百年構想リーグ
- 2025 月間表彰
- 2025 移籍情報
- 2025 大会概要
- J.LEAGUE FANTASY CARD
- 2025 Jリーグインターナショナルユースカップ
- シャレン Jリーグ社会連携
- Jリーグ気候アクション
- Jリーグ公式試合での写真・動画のSNS投稿ガイドライン
- J.LEAGUE CORPORATE SITE













