9月5日(日)第90回天皇杯2回戦 磐田 vs 愛媛し(19:00KICK OFF/ヤマハ)
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チケット情報 |天皇杯特集
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磐田にとって、今年の天皇杯初戦は、難しさのある試合となった。
J1リーグ再開後、ときにゲーム内容では相手を上まわりながらも、なかなか勝利を挙げられずにいたが、J1第19節で神戸を逆転で下すと、続く清水との静岡ダービーも快勝。G大阪には敗れたが、中2日で戦った水曜日のホームでのヤマザキナビスコカップ準々決勝第1戦では仙台に2−1で勝利。4試合で3勝の数字が示す通り好転してきている。再開後、エースの前田遼一は得点こそPKの1点のみだが、集中するマークを逆手にとってゴール前で相手DF2〜3人を引きつけて潰れ、味方のゴールを演出するシーンが目立つ。加えてFWジウシーニョや2列目のMF西紀寛、そして、このところ攻撃的MFとして起用され、随所にキラリと光る積極的でダイナミックなプレーをみせている若きMF山本康裕ら攻撃陣が好調だ。さらに、「失点した後も、それまでと変わらず自分たちのリズムでできることが多くなっている」と柳下正明監督。また、キャプテンのDF那須大亮は「自分たちのやり方を貫いてきて勝利できたことがよかった」と語っている。まだ波はあるが、チームのサッカーのベースは出来あがってきている印象だ。
チームの調子に不安材料はない。天皇杯初戦を難しくしているのは、日程の厳しさ。J1リーグにナビスコカップ準々決勝の2試合が加わった連戦のなかに組み込まれたのが天皇杯。この試合後、磐田は酷暑のなか、中2日で仙台に移動しナビスコカップアウェイ戦、中2日で磐田に戻り、デイゲームの湘南戦を戦わなければならない。好転してはいるが、勝点は降格圏内の16位とわずか3差の12位。絶対に勝たなければいけない初戦だが、後の2試合のことも考えて無理もできない状況。不動の両サイドバック、右の駒野友一と左のパク・チュホが、それぞれ日韓の代表戦のために不在だが、それだけではなく、前試合とはメンバーを入れ替えてフレッシュな戦力で臨む可能性が高い。
対戦相手は、J2愛媛FCの傘下で活動するアマチュアチーム愛媛FCしまなみ。3日に草薙で行われた福岡教育大学との1回戦は、1−1でもつれこんだ延長戦でもともに1点を加え2−2でPK戦に。神戸や水戸に所属していたGK土井康平の活躍もあり5−3で勝利して駒を進めた。磐田にとっては格下だが、相手の失うものがない勢いに苦しむJチームも多いのが天皇杯。指揮官も「一人ひとりの小さな緩みが集まって、チームの大きな油断となって足元を救われることがある」と、警戒。「普段は控えの選手は試合に出ればやってやろうという気持ちになるはず。チームとしてのモチベーションの高さを、相手と少なくとも対等、それ以上に持っていきたい」と、フレッシュな戦力のモチベーションに期待をしている。
山本康裕など若い選手は、連戦にも起用か。ナビスコカップ仙台戦で途中出場し、この日は先発を狙うFW山崎亮平は、「とにかくゴールという結果を出したい」と意欲を燃やしている。どういうメンバー編成になるか興味深いが、いずれにしても今季の磐田の総合力をみることができる一戦になりそうだ。
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