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★大分側プレビュー|バトル オブ 九州2010特集
北九州にとっては正念場である。
4月25日の大分との前回対戦では北九州は防戦一方。ただ、大分が何度も決定的なチャンスを作っていったものの、GK水原大樹がことごとくはじき返して試合は引き分け。北九州は佐野裕哉や重光貴葵が決定機を作ったが、少ないチャンスはいかせなかった。それでも、試合内容としては決して悪かったわけではなく、コンパクトなサッカーという北九州らしさは見られた。
しかしながら、最近の北九州の状況は厳しい。先週の連戦はフレッシュなメンバーを入れて臨んだがフィットしない試合が続いた。岡山戦、草津戦、東京V戦の3戦であわせて7失点。ただ、ミスやセットプレーからの失点がほとんどで、大きく崩されたわけでもなかった。ディフェンス陣がよく踏みとどまったとも言えるが、意識を集中させたり運動量を活発にすれば防げた失点だったとも言えるだろう。
「切り替えはできている。引きずらないで前を向いていく。0に抑える自信はある」とDF長野聡は話す。今週の火曜日の練習では選手たちに元気がないようにも見えたが、木曜日までには切り替えはできていた。与那城ジョージ監督も身振り手振りで指示を出し、選手たちの表情からは臨戦モードの緊張感が伝わってきた。
北九州は失点にも注意を払わなければいけないが、組み立てという面でも再構築しなければならない。
東京V戦ではFW大島康明が低い位置まで下がってしまう場面が何度もあったように、攻め込まれる局面を打開できないまま全体のラインは低くなり、攻撃にも人数は割けなかった。FW池元友樹は「前回の反省点は多い」と振り返ったが、「みんな意識できている。やってやろうという気持ちはある」と前を向く。池元が手応えを感じているように、今週の練習では、ともすればばらばらになりがちな中盤も安定感を取り戻しつつあった。大分戦ではコンパクトなサッカーを目指す北九州流のサッカーが再び観られるかもしれない。
再度の勝利へ、準備は整った。
北九州はこのバトル・オブ・九州、大分戦を「イエローデー」と位置付ける。まだまだサポーターの数が少なく、大分サポーターに飲み込まれてしまうかもしれないが、この日はスタジアムをチームカラーの黄色に染めて勝利を後押しする予定だ。枚数限定ながら黄色い特製Tシャツを観客に配ったり、黄色にちなんだスタジアムグルメを用意する。チームやスタッフ、サポーターが一丸となって取り組む「イエローデー」。シーズン2勝目を今度こそ手にしたい。
以上
2010.10.01 Reported by 上田真之介













