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【J2:第29節 富山 vs 千葉】安間貴義監督(富山)記者会見コメント(10.10.03)

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10月3日(日) 2010 J2リーグ戦 第29節
富山 0 - 1 千葉 (13:05/富山/4,632人)
得点者:25' 青木孝太(千葉)
スカパー!再放送 Ch182 10/4(月)前10:30〜
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●安間貴義監督(富山):
「今節から指揮を執らせていただくことになりました安間です。メンバー選考について関心があると思いますから説明します。横浜FC戦の先発メンバーを3チームにふり分けて9対9のゲームをやり、良かった2チームでセットプレーゲームをやって勝ったメンバーをそのまま出場させた。なぜこんなことをしたかと言うと、挑んでいく姿勢、ポジションを勝ち取っていく姿勢を植え付けたいと思い、競わせて刺激を与えた。0−1で負けたが、1点を取られた時も、選手たちは最後までボールに食らいついていっていた。これは忘れていた部分だと思う。本当に最後の1m、10cm、そしてゴールに入るまでしがみついていった選手に敬意を表したい。スローインのジャッジが変わり、前がかりになっていてマークし切れないところがあった。抗議はよくないことだが、失点に対してあれだけ熱くなったのも久しぶりだと思う。失点後に淡白になるゲームが多かったが、今回は下を向くことなく、挑んでいく姿勢を見せたことは次につながる。全員を集めて言ったのは、次に向かうためには、やるべきところ、修正すべきところがあるということ。厳しくやっていきたいと思う」

Q:システムなど楚輪監督のやってきたことを続けるのか、変えていくのか?
「攻撃で相手のエリア内に入っていく人数が昨季は1、2人だったのが、今季は4、5人がいける。これは今年通してやってきたこと。選手選考によってシステムは変わっているが、根本的なところは楚輪さんのやりたかったこと。だからわたしもヘッドコーチに呼ばれた。その部分を受け継いで正解にしていきたい」

Q:フォーメーションは前節までの4−4−2ではなく、4−3−3に見えた。それを選択した理由と、準備の時間が短い中でどんな指示を与えたのか?
「4−3−3とか、4−4−2とか気になるところだとは思うが、選手に言ったのは、そういう数字の羅列やポジションを気にするなということ。『そのポジションに命を吹き込むのはお前ら自身だ』と。同じサイドバックでも西野がやるのと、江添や足助がやるのとでは違ってくる。ポイントとして、こういう時はチャンスで、でも行こうとして相手にこうやられたらリスクなので、その時にどうするか、とか。このゲームで選手に対して、4−3−3であるとかはひと言も言っていないし、4−5−1とも言っていない。ただ、千葉相手に機能して動けていたと思う。ゲーム中に答えを出していきたいと思っていたので、途中にアドバイスをしながらだった。ゲームを中央、両サイドと縦に切っていくとわかると思う」

Q:試合後にサポーターのコールを聞いた感想は?
「彼らには驚きを感じている。昨年は昇格争いをしているチームにいたので試合ごとにサポーターの反応には波があった。富山のサポーターはどんな時も励ましてくれる。2年目のチームであることを理解してくれていると思う。そこに甘えることなく、クラブは3年、4年と続いていくので、彼らに応えられるように、彼ら以上にグラウンドで向き合っていきたい。いつか彼らに心から歓喜してもらえるように努力していきたい」

Q:良かった点と悪かった点は?
「修正すべき点とすれば、例えば初先発した平野甲斐が前半2度、1対1のチャンスがあったがいずれもパスを選択した。挑んでいってボールを取られても、あるいは成功しても次があったと思う。逃げて得点にもつながらなかった。FWは3人ともよかったが、ゲームを動かさなければならなかったので挑んでいない平野を代えた。挑まない平野はダメだと思うので、これで満足してもらいたくない。刺激を与えていきたい。
良かったのは失点した場面で食らいついていったところ。今まで見失っていたところなので。これまでは惜しいゲームで終わって、次に進めなかった。得点を取るであるとか挑んでいくところ、最後のクオリティーを上げなければ次に進めないのかな、とは思っている」

Q:この試合をどう位置付けていたのか。また試合前の心境は?
「もう一度挑んでいく姿勢がほしかったので、それが見えるかどうか。わかりやすいところでは失点した時に、下を向くのか上を向くのか、やめてしまうのか続けていくのか、それは見たいと思っていた。それを千葉相手にできたのは大きいし、次につなげていかななければならない。心境に浸るほどの時間がなく、逆にそれがよかったと思う」

Q:後半途中、平野選手に代えてJリーグ初出場の関原選手を入れた狙いは?
「平野は直感、本能で動くタイプ。凌河(関原)はボール、味方や相手選手の流れを見ながら巧みにポジションを取ることができる選手。それを利用したかった。そして実際に2本の決定的なシュートを打っている。彼がこれから上にいくには、それを確実に入れるか、どれだけチャンスに入っていけるかだと思う」

以上
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