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【J2:第30節 福岡 vs 草津】プレビュー:10月のレベスタは『 Dash!!! K・6 』 (ダッシュ!!! ケイテンロク)。変わらぬ姿勢で、まずは草津を倒せ!!!(10.10.17)

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10月17日(日)J2 第30節 福岡 vs 草津(13:00KICK OFF/レベスタチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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自分たちはチャレンジャー。それをプレーで示したのが天皇杯3回戦・広島との試合だった。実力で上回る広島の前に守勢に立たされる時間が多かったが、120分間に渡ってアグレッシブな姿勢を堅持。ピンチの場面では神がかり的なセーブを連発する神山竜一を中心に体を張ってゴールを守り、中盤でボールをキープして時間を作る中町公祐を起点にして積極果敢に攻め上がる姿も見せた。粘り強さと積極性、そしてPK戦を制した精神的な強さは、今シーズンの福岡のスタイルを象徴するものだった。そして手に入れた勝利。それはチームに大きな勢いをもたらすものになった。「ナビスコカップ決勝戦や、J1で上位を狙えるチーム相手に結果を残せたことはチームにとって大きなプラス。それを自信につなげ、もっと、もっと上手くなろうという意欲につなげて、次に来る試合に臨みたい」と篠田監督は振り返る。
その思いは選手たちも同じだ。「とにかく勝ったことが大きい。何より、J1昇格に向けて残り9試合を戦う上で、J1の広島に勝てたということは大きな自信になるし、リーグ戦で2連敗している中での切り替えのゲームとしては十分な内容と結果だった」とは大久保哲哉。そして末吉隼也も「2連敗中だが、いいタイミングでリーグ戦の間に天皇杯を戦うことができた。気持ちはリセットできた。ここから勝っていきたい」と話す。
そして、試合の疲労を考慮して一部の選手にオフが与えられた翌日(15日)、再び全員が集まった雁の巣球技場には、鋭く動く選手たちの姿が見られた。その姿からは激闘の疲れは感じられない。もちろん、疲労がないわけはない。しかし、それ以上に、勝利という結果が選手たちに勢いを与えていることが見て取れる。そして、高い緊張感の中に、程よくリラックスした空気が混じり合うのはチーム状態が良いことの証。福岡は残り9試合を戦い抜く準備を整えて、聖地・レベルファイブスタジアムに草津を迎える。

その草津に対し、福岡は第18節で苦い敗戦を喫している。高い位置から激しくプレッシヤーをかけてくる草津相手に思うようなサッカーを展開できず、中盤で引っかけられては鋭いカウンター攻撃を喰らい、プレッシャーを避けようとロングボールに頼ってゲームが単調になった。「中断明けの試合で、いい準備をして臨んだにも拘わらず、ロスタイムにゴールを許して敗れた。何としても借りを返す気持ちで戦う」と丹羽大輝は話す。
最大のポイントは、ラフィーニャをいかに抑えるかと言うことにある。前回対戦時にはゴールは奪われなかったが、自由にボールを収められて攻撃の起点を作られたことで、草津のペースに持ち込まれた。そのプレーぶりは、かつて福岡に在籍していた頃とは全く別人で、1対1で抑えることは難しい。草津がラフィーニャにボールを集めてくることは容易に想像できるが、ラフィーニャに入ったボールを、CBとボランチで連携して潰すことができるか。それが試合の結果を左右することになる。
そして、中盤の争いで受けに回らないこと。「草津は前から来ると思う。前回と同じ轍を踏まないようにして、相手のプレスをはがせればチャンスはある。まずは前半を無失点で抑えて、自分たちの流れが来た時に、チャンスを逃さずきっちりと決めたい。前回敗れているが、柏以外には負け越すチームを作らないように頑張りたい」とは永里源気。相手のプレッシャーから逃げるのではなく、積極果敢に立ち向かってプレスを破ること。これまでと同じように、チャレンジャーとして真正面からぶつかることが勝利につながる。

さて、いよいよ残り試合も残すは一桁。これから始まる痺れるような試合が続く。そのプレッシャーは、これまでとは全く異質なもので、ここから本当の意味での昇格争いが始まる。そして、そこで求められているのは「変わらないこと」だ。
福岡は、先のことを考えずに目の前の1戦にすべてをかけて戦い、試合が終わってしまえば、その結果がどんなものであろうと、過去を振り返らずに次の試合のことだけを考えることで勝点を積み重ねてきた。その姿勢を最後の瞬間まで貫き通せるかどうかで、すべてが決まる。そして、福岡に関わる人たちもまた、変わらぬ姿勢でチームを後押しできるかが問われている。
福岡はまだ何も手にしていない。そして、将来を保証するものなど、どこにもない。信じられる唯一のものは、上を目指して戦い抜くという自分たちの強い意志だけ。まずは草津戦で、ピッチとスタンドの両方で、その意志を表現したい。それがJ1昇格に向けての大きな一歩を生み出すことにつながる。

以上

2010.10.16 Reported by 中倉一志
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