10月16日(土) 2010 J1リーグ戦 第26節
G大阪 5 - 1 大宮 (17:03/万博/15,132人)
得点者:4' 深谷友基(大宮)、14' イグノ(G大阪)、32' 宇佐美貴史(G大阪)、49' 平井将生(G大阪)、82' 平井将生(G大阪)、90'+2 イグノ(G大阪)
スカパー!再放送 Ch183 10/18(月)前08:00〜
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流れは、NACK5スタジアム大宮で行われた6節のアウェイ戦と同じだった。その6節では8分に大宮のFW藤田祥史に先制を許してビハインドを負う展開を強いられたが、今節もまた4分という早い時間帯。セットプレーから、5試合ぶりの先発復帰となった大宮のDF深谷友基に頭であわされてしまう。
だが、6節と違ったのはG大阪が早い時間帯に試合を振り出しに戻せたことだろう。14分、左サイドを攻め上がったDF安田理大が絶妙のクロス。それをニアサイドでFWイ・グノが頭であわせる。直近の天皇杯・栃木SC戦で移籍後初ゴールを挙げたFWイの公式戦2試合連続、しかも移籍後のJ1リーグ戦では初となるゴールですぐさま同点に追いつく。
大宮にとってはアウェイの地で優位に試合を進めるための先制点だったが、リードを奪ったのもつかの間、ラインが下がってしまったことでG大阪の攻撃にさらされる時間が増え、すぐさま同点に追いつかれてしまう。しかも19分には3試合ぶりに先発復帰していたDFマトが一発退場。これで数的不利を強いられた大宮は攻撃の枚数を減らさざるを得なくなり、22分にはMF藤本主税に代えてDF福田俊介を投入。守備の枚数を揃えて数的不利の状況の戦いに立ち向かう。
大宮が退場者を出してからは、一方的なG大阪ペース。25分のMF宇佐美貴史のシュートは左ポストを叩き、27分のFWイのゴール右前からの2度にわたるシュートは大宮のGK北野貴之が執念で弾き返す。それによって得た右コーナーキックには、ファーサイドで競ったこぼれ球を左サイドからDF安田がダイレクトでシュート。残念ながら、相手DFに当たってゴールにはならなかったものの、そのシュートに代表されるように完全にG大阪が“イケイケ”の攻撃を繰り広げる。
その展開をゴールに結びつけたのはMF宇佐美だった。32分、相手DFのパスカットから一人、ゴール前まで持ち込むと、二枚の大宮DFをものともせずフェイントで交わして左足を振り抜いたシュートは、鋭くゴールネットを突き刺す。逆転に成功したことだけではなく、18才のスーパーゴールに、スタンドは深いどよめきが起きる。
その後もG大阪ペースで進んだ前半だったがスコアは変わらず2−1のG大阪リードで迎えた後半。次の1点を早い時間に奪うことで大宮の息の根を止めたいG大阪は立ち上がりから直近の栃木戦で3ゴールに絡む活躍をみせたMF佐々木勇人を投入。さらに『攻撃』への意欲を示すと、50分。そのMF佐々木がオフサイドギリギリのタイミングで前線にスルーパス。走り込んだFW平井将生が落ち着いてコースを突いて追加点を奪う。余談だが、このゴール後には、フィールド選手全員でDF中澤聡太の長女誕生を祝う“ゆりかごダンス”を披露。長女誕生後、栃木戦、今節とビハインドを追いかける試合が続いていたため、なかなかダンスで祝うタイミングがなかったが、2点差に突き放すゴールを決めた後にようやくお披露目となった。
となれば、精神的優位にたったG大阪の攻撃は加速するばかり。これに対し大宮は少ないカウンターチャンスからゴールを狙うが、攻撃時の枚数も少なく、また相手のDFラインにも効果的な揺さぶりをかけられずに追加点を奪えない。その後も、一方的な展開でゲームを進めたG大阪は、80分に次節はイエロー累積で出場停止となるDF中澤に代えてDF山口智を投入。次節を睨んだ布陣で試合を進める中、82分にFW平井が決め、更にアディショナルタイムにFWイがゴールを積み上げて、5−1で試合終了。シュート数31本という数字をみれば、また実際の決定機の数を見ても、もっと大差で終わっても…と言いたいところだが、前節・山形戦の敗北を払拭する大量得点での勝利は、上位争いの中での得失点差ということを考えても大きな意味を持つものになった。これでG大阪は2位の鹿島と勝点で並ぶ3位に浮上。『残留』争いからの脱出を狙った大宮としては、逆に大量失点での痛い敗戦となった。
以上
2010.10.17 Reported by 高村美砂













