11月7日(日) 2010 J2リーグ戦 第33節
岡山 1 - 0 大分 (13:04/カンスタ/6,302人)
得点者:87' 李東明(岡山)
スカパー!再放送 Ch185 11/8(月)後01:30〜
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岡山がFW・李東明のリーグ戦初ゴールで、今季初めての2連勝を決めた。右サイドからのクロスでゴールを初アシストしたのは、2試合目の出場となる特別指定選手、FW・久木田紳吾。11月に入っての初ものづくし、とくに終了間際の得点で逃げ切ったゲームは、岡山ファンが無邪気に喜べる内容に終わった。しかし一時の至福を堪能した後は、「良くなってきたところを自分たちのスタンダードにして、これからさらに高いレベルにチャレンジしていかなければならない」(岡山・影山雅永監督)。
今節の大分は、河原和寿、高松大樹、チェ・ジョンハンの3人が前線に張った。第16回アジア競技大会2010/広州大会代表合流のため、キム・ボギョンと東慶悟を欠いたが、90分間を通して、大分のポゼッション率は高く、丁寧なビルドアップと3バックの執拗な守備は、大分らしい出来栄えだった。しかしペナルティーエリア周辺では、まるで岡山のためにプレーしているかのように、チャンスを作る前に自滅。「3枚の連動性が少なく、動き出すタイミングも合っていなかった」(河原)、「シュートまで持ち込めなかったのは、パサーとの関係もあったと思う」(高松)。
ゲームテンポの良さは、大分の力量に依るところが大きいが、岡山もボランチ・千明聖典の細かく、効果的なパスからの展開で対抗。しかし大分の菊地直哉らの徹底的なマークにあって、岡山の2トップは自由を奪われ、前半のシュート数は公式記録でわずか1本。大分が主導権を握るなかで、岡山が無失点でしのげたのは、「流動性のある大分を相手に、普通にボールに行っても外されてしまうため、規則性を確認・理解した上でハードワークし、相手が形を変えても対応できた」と影山監督。皇甫官監督(大分)も、「スペースに対しての連動性が大事だったが、(今日の3トップは)慣れなかったのかなと思う。逆にいえば、相手の守備がよかった」と振り返った。
スコアレスのままゲームは終盤に差し掛かり、岡山は69分に李、83分に久木田を投入。この2枚の攻撃的カードが数少ないチャンスをものにした。「サワさん(澤口雅彦)に出したいと思っていたら、ドンミョン(李東明)が見えたので。目の前に相手選手はいたんですけど」と久木田。これが後半2度目のクロスで、「その前のシーンで、李がヘディングで放ったいいボールがあったので、彼ら自身で何となく掴めていたんじゃないでしょうか。同じような形で低いボールを冷静に、よく決めてくれたと思う」(影山監督)。
「もったいないゲームだった」と悔しい表情を隠さなかったのは、大分の河原。この日の大分は、リスクを冒すことがなく、戦う気持ちで岡山に及ばなかった。一方の岡山にとっては、9・10月の勝ちきれなかったゲームで、最後の最後まで1点を取ろうと走り続けた姿勢がひとつ報われたようなゲームだったが、選手にとっては「まだまだ、やり足りない」のではないだろうか。残り5試合でスパークを目論む選手が列をなしているのが、現在の岡山の姿だ。
以上
2010.11.08 Reported by 尾原千明















