今日の試合速報

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J1:第31節 神戸 vs 鹿島】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(10.11.20)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
11月20日(土) 2010 J1リーグ戦 第31節
神戸 0 - 0 鹿島 (14:02/ホームズ/11,462人)
スカパー!再放送 Ch181 11/21(日)後03:30〜
試合速報一覧 | クラブサポーター対抗totoリーグ | Jリーグ中継に関するアンケート実施中
----------

●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):

Q:残念なことに4連覇の夢は達成できなかった。今の心境を教えてください。また今季は移籍で出ていった選手が多かった。田代や内田など…そういう選手層が長丁場のリーグに影響を与えたところはあったのでしょうか?
「4連覇できなかったことは普通に受け止めている。全ての大会を勝てるかと言えばそうではない。特別なことではない。勝てれば理想に近いが毎回そういう訳にはいかないので。
2つ目の質問については、移籍が大きな影響を与えるのは当然のこと。特にシーズン当初よりシーズン途中の移籍の方が大きく影響したと思う。クラブには全試合の結果をグラフにしているボードがあるのですが、ちょうど内田、イ・ジョンスがいなくなったところからチームの決定力、勝負強さの部分が失われたというようになっているのではないかと思う。実際にチームとしては数字だけでみれば最少失点だし、得失点差でもいいものを保っていますから。負けが少ないということもありますし…今日で引き分けは11ですが、今日の試合のように完全に主導権を握っていても、決められない。その11分けの試合も大半が、2選手が出て行ってからの数字、結果になっている。そういうった影響は大きくあるんじゃないかなと思います」

Q:4連覇の夢が潰えた。勝ち続ける事の難しさを感じた部分はあったか。
「先ほどの質問と重なる部分があるのですが、当然ながら最少失点で…質問した記者さんは、僕が就任した当初からいると思うので分かると思いますが、11分けは鹿島にとって普通ではない数字であって、バランスというところで皆さんの好きな数字で見てもらえればどこに原因があるかは分かるのではないかと思います。完全に主導権を握ってチャンスを多く作り、決めるか決めないかのところになっている。それは皆さんも分かっていると思うし、また、意識というのは最も難しいところだと思いますが、勝っている中でどうしても、意識を持続するのが難しくて、持続しているように見える人もいれば、そうじゃない人もいるし、そういった部分で取り組む意識というものが、グラウンド内外の部分でやっていくものがあって、それが怠っている部分もあったのではないか、と思います」

Q:名古屋が初優勝を遂げた。今年の名古屋の印象を聞かせてください。
「本当に今節から始まったタイトルではなくて、就任当初から名古屋はかなり大型補強、日本で一番優秀な選手をピンポイントで選んで補強していった成果がでたように思うし、本当に1つ1つ、今年だけで勝ち取った物ではなくて、その前から作り上げているもの。そういった意味でこの場を借りて名古屋のみなさんにおめでとうと言いたいし、ストイコビッチ監督、スタッフ、選手の皆さんにもおめでとうと言いたい。やるべき作業を続けていけば必ず結果が出てくるという世界ですから、その成果が出たということだと思います」

Q:タイトルという目標を失った選手におかけになる言葉があれば。
「逆に僕はモチベーションの低下は感じられないし、そういうことを感じる必要性は全くないと思う。なぜなら、4連覇のチャンスをもらえるのは3連覇したチームだけであって、それは普通の事ではない訳ですし、その3連覇することは難しいし、4連覇は厳しいことであって、もちろん4連覇できれば素晴らしいが、できなかったからといって地獄を見るような気持ちになる必要は全くない。サッカーの世界では勝てないこともあるでしょう。別に4連覇できなかったからといって世の中が終わったような気分になる必要は全くない。新たな準備をして新たな目標を達成するために努力をし続ける事が一番大事なんじゃないかと思います」

Q:完成度の高いチームだと思います。最少失点とおっしゃいましたが、1チームで3失点以上しなかったのは鹿島だけでしたし、私は4連覇できなかったといって、チームとしての価値が下がるとは思わない。そこで質問ですが、さきほど新たな目標とおっしゃったが、監督は来季の契約について前向きな気持ちはお持ちでしょうか。
「僕自身は日本は大好きだし長く日本で指導していきたいと思っています。鹿島の事も大好きですしね。そういった意味でまだクラブとの話し合いはしていませんが、これからしないといけないのですが、僕とクラブの契約という事だけではなく、勝つためのチームを作るという上で、お互いに意見を出してということになると思いますが、チームを再建せざるを得ないという時期にきているだけに、しっかり話し合いを持った上で、お互いの意見が一致した上で合意ということに至るのではないかと思います」

以上
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着