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【J1:第31節 仙台 vs 清水】手倉森誠監督(仙台)記者会見コメント(10.11.20)

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11月20日(土) 2010 J1リーグ戦 第31節
仙台 1 - 3 清水 (14:04/ユアスタ/17,050人)
得点者:15' 菅井直樹(仙台)、29' 藤本淳吾(清水)、45'+3 藤本淳吾(清水)、89' 大前元紀(清水)
スカパー!再放送 Ch181 11/21(日)前05:00〜
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●手倉森誠監督(仙台):
「前節の勝ちから考えると、敗戦というのは嫌な雰囲気になる。ただ残り試合の中、ここ(ユアテックスタジアム仙台)で2回しかできないうちの1つで、今シーズン信じてくれていたサポーターのために、闘争心むき出しで戦おうとし、そうしたゲームの入り方が出来たことで、先制点も上手く取れた。
そんな時に、退場者が出てしまった。選手たちにもそれが全てだったという話をした。

実際に、得点機会阻止(での退場)の上に、同点に追いつかれてしまったが、あそこでファールをしなくても、1-1のイーブンで戦えていれば、今日のゲームの状況から見るとうちが主導権を持っていたし、あわよくば勝点3が転がり込んでいたかもしれない。
これからのクライマックスの試合の中で、数的不利で戦うことくらいしんどいものはないという話をした。チュソン(朴柱成)にも反省を促してきた。その分、数的不利になっても、闘争心むき出しに何とか勝点1を取ろうとしていた選手たちは、ましては連戦の中ということもあり、厳しい状態になってしまった。前半の内に逆転されてしまったことで、数的不利の戦い方を後半も行っていく上では、厳しい状況になってしまった。
ただ、そのビハインド下でも、守備の時は4-4-1で、攻撃に出る時は赤嶺が中盤から2トップへと上がって4-3-2として、何とか追いつき、勝点1を拾おうという戦略を、最後まで可能性を持ったままやってくれた。
(後半)30分過ぎに(中島)裕希を出して、セットプレーか裕希のスピードかというところで同点狙いにした。あの裕希のシュートが入っていればというところもあったが。
あと最後に、(CKで)林を上げた時。あのプレーで3失点目を喫したが、我々チームはどうしても、あのタイミングで同点にしたかった。リスクを冒さないよりは、何かした方がいい。リスクを冒した時に、違う結果が生まれるかもしれないけど、やらないよりましだったという話を、みんなと確認してきた。
勝点1でもプレゼントできれば良かったが、今日は逆に、選手たちの闘争心を、ベガルタのサポーターの皆さんに表現できたということで、次のゲームで、是非残留を決めたい」
Q:朴柱成選手退場後の交代で、中原選手を最初に考えていて最終的に太田選手を交代した意図は?
「清水の攻撃力を考えた時、数的不利の中ではどこかでビハインドを負うことになるだろうと考えた。まさか前半のうちにそうなるとは思わなかったが、そうなれば絶対に点取り屋が必要。さらに点の取り方を考えれば、セットプレーや高さでイーブンのボールを拾っていくしかないかと考えて、やはり中原の高さというものは取っておきたかった。
また紅白戦での4-3-3の中で、赤嶺のサイドでのプレーを試していたので、赤嶺はそこで十分できるだろうと思っていた。そこから赤嶺を2トップに行かせるやり方の方が、数的不利でビハインドを背負う状況となっても追いつく可能性もあるということで、太田の方に我慢してもらった」

Q:高橋選手を入れた際の指示内容と、最後に林選手を上げたのは、監督の判断なのかピッチ上の判断なのか?
「キーパーを上げたのは私の判断だ。(林)卓人も既に上がろうとしていたが、あれはみんなが一つひとつのことにベンチも含めて連動していた結果だったと思っている。
(高橋)義希については、は4-4-1の守備から攻撃が4-3-2になった時、攻撃に絡んでいくのは、義希が出る前は梁だった。梁の体力的なことも考えたら、今度はそこへ義希が絡んでほしいと考え、そういったところをハーフタイムのうちから伝えていた。いいボールをインターセプトしたり前へ供給したりというところで、アグレッシブにやってくれたと思う」

Q:清水が4-4-2にしてきたことで藤本選手や中盤の選手をつかまえきれないところが見られたが、相手の出方については?
「相手のシステムや、あとはプレーで前にかかってくるのか、自陣で陣形を組むのかというところで、出方を少し様子を見ようと考えていた。その上でそれに関係なく我々は前からいくということにした。そしてダブルボランチ気味に陣形を組まれた時と、本田がワンボランチの時の、相手のボランチに対する制限のかけ方を2通り準備していた。
あと気をつけなければいけなかったこととして、藤本選手や、ああやってボールを収められる上手さや仕掛けに見とれるなという話をした。そこら辺は厳しくやってくれたと思う」

(会見終了後、去り際に)
「選手はエネルギーを持って戦っていますから、ぜひお通夜にならないでください。次行きます」

以上
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