スカパー!生中継 Ch182 後04:20〜
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『バトル オブ 九州 ザ ファイナル』となる今節。大分はアウェイで鳥栖と対戦する。今季ここまでダービー戦で勝利のない大分としては是が非でも一勝を手にしたいところ。「この試合だけでなく常に勝ちたいよ」と皇甫官監督が語れば、「最後のチャンス。肩身の狭い思いをさせているサポーターのためにも勝たないとね」(宮沢正史)、「個人的には前回の対戦で前半45分に交代させられた悔しい思い出がある。きっちりリベンジしたい」(井上裕大)と選手の思いは様々だが、勝ちたい気持ちは同じ。また、日本屈指のスタジアムである『ベストアメニティスタジアム』は、九州では数少ないサッカー専用競技場であり、利便性が良く、スタジアムグルメも充実しているということで、多くのサポーターが大分から駆けつけそうだ。
ここ最近の4試合を「守備は安定し、ポゼッションもできている。チャンスもつくれている」と皇甫官監督が振り返るように、丁寧なビルドアップから、長短のパスを織り交ぜ、左右に散らし、相手を押し込みながらもゴールが遠い。内容で勝るも勝負に勝てない状況が続いている。決定力不足という便利な言葉を借りれば、今の大分の課題は、そういうことなのだろう。リーグ戦では24節以降、複数得点がないと記録の上でも明らかだ。「勝負どころでどう崩すのか、もう一度チーム全体で確認したい」とは攻守のつなぎ役となる宮沢。前節、先発メンバーの平均年齢が22.82歳のなかで唯一30代のベテラン選手が、巧みで精密なパスでタクトを振るはずだ。また、宮沢と中盤でコンビを組む井上は、2試合連続ゴールと調子がいい。「(3試合連続得点は)狙いたいけど、まずはボランチとしてバランスを考えたい」と色気はなく、「相手は前に身長の高い選手がいるので、そこにボールが集まらないようにパスの出どころを潰したい」と役割を心得ている。指揮官も称える守備陣が安定しているので、その前に位置する二人のボランチがどう試合をコントロールするのか。中盤を制するものは試合を制す――。今節もダブルボランチに注目したい。
前回の対戦は互いに点を奪いあうアップテンポな展開であった。さらにロスタイムで決着がつく劇的な幕切れとなるエンターテイメントに富んだ試合でもあった。今回も派手な撃ち合いとなるのか、ピリピリと緊張感のある1点を争う展開となるのか。「サッカーというのは流れのスポーツ」と論じる皇甫官監督は、アジア大会の決勝を例に出し、「UAEが圧倒的にペースを掴んでいたが、日本は一瞬流れが変わったところを察知し決勝点を挙げた」。どんなに相手に流れがあっても一方向には流れない。どんなに優位に立っても、どんなに劣勢に立っても勝負を決めるのは一瞬。「だからサッカーは難しいんだよ」と悟る。今回はどんなドラマが待っているのだろうか。一瞬の流れを逃さず、一挙手一投“足”に気を配りたい。
以上
2010.11.27 Reported by 柚野真也













