12/12 13:00 柏 vs 大宮@柏
★Jユースカップ2010特集
★Jユースカップ2010出場チーム紹介
柏U−18の試合を観た時、おそらく誰もが山中亮輔という左サイドバックの存在感に気づくだろう。
チームで1、2を争うスピードに裏付けされたオーバーラップは絶妙のタイミングを誇り、前線へ斜めに入れるクサビのパスでチャンスを創出する。そして何と言っても最大の持ち味は、精度の高い左足のロングキックにある。
「一発で局面を変えるためにいつも逆サイドを見ています。右サイドの選手が良い動き出しをした時は、必ずサイドチェンジを狙います」
山中自身がそう語るように、一本のロングキックで展開をガラリと一変させてしまい、ショートパス主体のポゼッションを展開する柏U−18にとって、このサイドチェンジは今や極上のスパイスとしてなくてはならない武器と化している。さらに夏場以降はそのキックに破壊力が備わった。すると下平隆宏U−18監督から「FKを蹴ってみろ」とキッカーを任され、秋の高円宮杯全日本ユースでは、強烈な無回転FKを2本も炸裂させた。
もちろん課題もある。攻撃面ではすでに素晴らしいプレーを連発させるが、まだまだ守備面では1対1の強さ、ポジショニングなど改善しなければならない部分は多い。ただし下平監督は「だいぶ意識が変わってきた。トップチームに呼ばれたのも影響していると思う」と語っており、「課題があるのはそれだけ伸びしろがあるということ。まだ完成された選手じゃない」と今後のさらなる成長に期待を寄せている。
今年2月には、当時高校1年生でありながらネルシーニョ監督の目に留まり、2種登録選手としてトップチームへ登録された。出場機会はなかったが、今季のJ2にて、第35節鳥栖戦、第38節草津戦の2試合でベンチ入りを果たした。近い将来、この男が柏の左サイドを席巻する時代が必ずやってくる。
2010.12.08 Reported by 鈴木潤













