★2011シーズン始動!ニューカマー・レコメンド
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2010年、アウスタのピッチには新生・藤本淳吾の姿があった。
2008年7月に左足腓骨骨折および左足首靭帯損傷という重症を負い、そこからの1年半は、彼にとって苦難の日々だった。2009年の3月に実戦復帰を果たしたものの、本来のパフォーマンスとはほど遠く、リーグ戦で27試合に出場したが、フル出場は2試合だけ。得点もFKによる1点だけにとどまった。藤本自身も「この1年半まったくチームに貢献できていなかったので、今年はやらないと」と昨年(2010年)の始動時には強い決意を口にしていた。
その言葉通り、キャンプからコンディションが非常に良く、4-3-3の新システムにも意欲的に対応。おもに3トップの右サイドとして起用されたが、サイドに張るだけでなく、ときには逆サイドまで縦横無尽に動き、パス、ドリブル、シュートとつねにゴールを意識したプレーを続けた。新たなポジションで起用され、前を向いて仕掛ける機会が増えたことで、ドリブルだけでなく、相手を引きつけてからのパスもより効果を発揮。ゴールに直結する決定的な仕事ができるという藤本の持ち味が、これまで以上に生かされるようになった。
その結果、昨年のリーグ戦では自己最高の13得点(得点ランク8位)を記録し、アシストの数も10を越えて、日本代表にも復帰。見事な復活を果たすと同時に、彼自身の新境地をも切り開いた。もうすぐ27歳になるが、これからまだまだ成熟が期待できる選手だ。それだけに清水サポーターとしては移籍してしまうのが本当に惜しいが、藤本は自分自身がさらに成長するために、新たな舞台を選んだ。
もちろん、昨年清水と同じシステムで戦っていた名古屋でも、違いを生み出せる選手として持ち味を存分に発揮するだろう。左足のFKやCKという武器が加わることも、非常に大きなプラスとなるはずだ。
早くチームに馴染めるかどうかという部分も心配ない。性格は良い意味で攻撃の選手らしく、明るくてにぎやかなことが大好きで、気持ちの切りかえも早い。家族や仲間を非常に大切にする面も持っている。赤いユニフォームも、すぐに自分らしく華麗に着こなすことだろう。
以上
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<2011シーズンの幕開け!>
■FUJI XEROX SUPER CUP 2011
2月26日(土)13:35/日産ス
名古屋 vs 鹿島
■NEXT GENERATION MATCH
2月26日(土)10:40キックオフ(予定)/日産ス
U−18Jリーグ選抜 vs 日本高校サッカー選抜
※この試合はFUJI XEROX SUPER CUP 2011のチケットで観戦できます。
★チケット好評発売中!
2011.02.02 Reported by 前島芳雄
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