★2011シーズン始動!ニューカマー・レコメンド
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走ることの大切さ、鹿島仕込みの『勝者のメンタリティー』をC大阪に植え付けたレフティ、石神直哉。彼を語るうえで外せないのが、2009年シーズンの獅子奮迅の活躍だ。
07年に鹿島の逆転優勝に貢献するなど、実績を持ち合わせていた石神。09年にC大阪へ即戦力として加わると、『全試合フル出場』という強い決意のもとに臨んだJ2リーグ戦では、出場停止の1試合を除く50試合に出場し、4486分の出場時間はチームトップの数字だった。本来は左サイドバックの選手だが、高い順応性で3-4-2-1の左サイドハーフとして定着すると、香川真司、マルチネスらとともに、強力な左サイドを構築。得点王となった香川の活躍が目立つなか、その陰には、「無駄走り」をいとわずに敵をひきつけたり、効果的なクロスでアシストする石神の姿があった。
また、開幕戦でいきなり得点を挙げるなど、相手ゴール前に頻繁に顔を出すかと思えば、そのすぐあとには自陣に素早く戻ってハードなディフェンスを披露。「気付けばそこに」、石神がいた。さらに、セットプレーや無回転シュートなど、精度の高い左足のキックも随所に見せた。チームの4年ぶりとなるJ1復帰に導いた選手の1人として、C大阪の歴史に名を刻んだだけではなく、1年でC大阪サポーターの心をがっちりと鷲掴みした。
J1に戻ってきた2010年は、シーズン前に完全移籍、そして結婚。主力として覚悟を決めて臨むも、待ち受けていたのはベンチでの待機。力が劣っていたわけではなく、練習では常にいいプレーを見せていたにもかかわらず、なぜか2番手を強いられ、彼にとって苦悩の日々が続いた。そんな状況下でも、サブ組の試合では高パフォーマンスを維持し、出番をずっと待ち続けた。若きチームを明るいキャラクターで盛り立てた。クラブ初のACL出場権獲得は、石神のような選手がいなければ、成し得なかったことだ。
たった2シーズンの在籍も、C大阪サポーターに深く愛された背番号19。本当はこれからもC大阪で活躍し、アジアの舞台でもその無尽蔵のスタミナを発揮してほしかった。しかし、石神は、あえてJ2時代の宿敵、湘南に移籍して、ピッチに立ち続けることを選んだ。ムードメーカーの1人でもある彼がC大阪を離れるのはなんとも寂しいが、大学時代を過ごした神奈川の地で、「湘南の暴れん坊」として走り続ける石神を、いつまでも応援している。願わくば、長居で、金鳥スタで、「ガミ」が駆け回る姿を、再び見られますように。
以上
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<2011シーズンの幕開け!>
■FUJI XEROX SUPER CUP 2011
2月26日(土)13:35/日産ス
名古屋 vs 鹿島
■NEXT GENERATION MATCH
2月26日(土)10:40キックオフ(予定)/日産ス
U−18Jリーグ選抜 vs 日本高校サッカー選抜
※この試合はFUJI XEROX SUPER CUP 2011のチケットで観戦できます。
★チケット好評発売中!
2011.01.30 Reported by 前田敏勝
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