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【2011キャンプレポート:東京V】2月6日(日)「よかった」。チーム全員の丁寧なボール扱い、特長のアピールに指揮官が合格点。(11.02.07)

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春野キャンプ開始から3日目を迎えた東京Vは、J1新潟との練習試合を行った。
「今季こそJ1帰還」がクラブあげての最大目標とあって、J1チームを相手に全員が非常に気合いが入っているのが伝わってきた。

試合は45分×3本が組まれ、1本目、2本目は、昨季の主力メンバーを中心とした顔ぶれが揃った。
今季の東京Vにとって最も大きな課題の1つが、川崎Fへ移籍した柴崎晃誠に代わるボランチ探しではないだろうか。その意味でも、この試合でも注目ポイントとなっていた。
これまで見てきたところでは、昨季もボランチ起用されている和田拓也選手が最有力候補とみられていたが、今回川勝良一監督が試したのが飯尾一慶選手。1本目にボランチとして起用され、ボールを左右中央へテンポよく散らし、周りの選手との連携も抜群で、小気味いいパスワークを何度も演出していた。
元々、高いテクニック、攻守にわたる運動量、守備にも気を配れるタイプと、能力の高さは誰もが認めるところではあったが、実際に初めてボランチとして実戦を行ったところ「思った以上にやれていた」と、指揮官は及第点を与え上機嫌だった。
また、コンビを組んだ佐伯直哉選手も、「今後の可能性を感じられた」とのこと。
もちろん、現段階では川勝監督の頭の中では飯尾選手以外にもいくつもの選択肢を用意し、この先も試していくのだろうが、オプションのひとつとしては十分満足できるものであったようだ。
ちなみに、2本目の同位置には菊岡拓朗選手と和田拓也選手が組んで入っている。
チーム心臓部・ボランチ。この他の候補選手も何人もいるだけに、開幕に誰が選ばれているのか今後も注目である。

もうひとつ、この試合で川勝良一監督が重要視したのは「個のアピール」だった。その中で良いアピールをできたと言えるのが、得点を決めた小林祐希選手と井上平選手ではないだろうか。
2本目でPKによって先に1失点したが、3本目13分に井上選手のシュートをGKがこぼしたところを小林選手が強烈に決めて同点。43分に井上選手が追加点を奪い、逆転勝利を収めた。
試合前「勝敗は今の段階では関係無い」と話していたが、それでも「たった45分しかチャンスが無い中で、大人(J1の新潟)を相手に自分の特長を見せたことは、良いアピール。妥協せず、キツい中でもしっかりと準備をして2点をとってくれた」と、川勝監督は賛辞を賛辞を送っていた。

だがやはり、この試合最大の収穫は、結果以上に内容だったと言えよう。J1チームを相手に、しかもキャンプの疲労がピークに達しつつある厳しい状況ながら、決して自分たちの戦い方を変えることもなく、「一部」ではなく「全員」がパスの質やテクニックの巧さにこだわって戦えたことを、監督も「よくできている。現状では満足」と、高く評価をしていたほどだ。
その証拠に、観客席で観ていた筆者の周りでは、「東京V、上手いじゃん!」「面白い試合だね」という高知のサッカーファンの声があちこちから聞こえてきた。

練習試合とはいえ、新潟との対戦でJ1のレベルを感じられた若手選手は少なくないだろう。この試合で得た収穫と課題を、また明日からのトレーニングに活かし、今後へつなげていく。


〜練習試合後のコメント〜

●川勝良一監督
「狙い通り、中盤ではよくボールが動いたし、運動量を落とさずにきちんとゴール前までの形を作っていた。しかけのところも中盤はよく機能していた。あとは、ボックスの近くでの質を上げていけばいい。今の段階ではある程度意図していたものを出してくれた。
 何よりも、去年のベースをしっかりと引き継いでくれているのがわかって良かった。パス回しに人をかけすぎてしまって、肝心のフィニッシュのところで人が薄くなってしまう場面が何度かあったけど、そこもボランチに入った飯尾(一慶)が違和感無く、よくやってくれた。
 これまでは大学生が(練習試合の)相手だったけど、今日は新潟のような大人のチームを相手に対しても、自分たちから妥協せず、きちんと質にこだわって全員がトライできていた。今の疲れの中で、しっかりと集中してコンセプト通りの戦ってくれた。
 内容的にも、今日はウチの方が勝っていたと思う。よかった」


●佐伯直哉選手
「チビ(飯尾一慶選手)とは、ボランチははじめてだけど、左寄りの関係では去年一年やっていたから、お互いに特徴をよくわかっているからほとんど違和感はなかった。
最近の練習試合2試合では、なかなか自分たちの良さが出せていなかったから、今日はある程度自分たちのサッカーで主導権を握れたと思うので、良かったかなと思います。相手がJ1だということで、特に若い選手は気合いが入っていたと思う。
守備などはもう少し時間がかりそうだけど、開幕までまだ1ヶ月ある。しっかりとチームとしてまとまっていければいい。
 去年出ていたからといって関係無い。どのポジションも安泰はないので、これからもしっかりとアピールし続けていきたい。全員がその姿勢で挑んで、良いチームにしていきたいと思っています」

以上

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2011.02.07 Reported by 上岡真里江
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