☆ 2011シーズンチケット販売中！（草津公式サイト）
☆「J2白書2010」大好評発売中！
☆J's GOALでは2011年も全クラブのキャンプ取材を実施します！
-----------
草津は今月４日から宮崎県西都市の清水台総合公園で春季キャンプを張っている。７日目に当たる10日は午前と午後の２部練習が行われ、選手たちが開幕へ向けて汗を流していた。彼らの表情からは、このキャンプで充実した時間を過ごしていることが即座に見て取れた。

草津がキャンプを張る西都市は、宮崎市から車で北へ30分ほど走った位置にある。自然に囲まれた土地で、草津のホームタウンである群馬県と同じく「義理」と「人情」に溢れた街でもある。また市街地・西方には西都原古墳群と呼ばれる国内最大級の古墳群があり大小３００基の古墳が点在している。草津は２００６年からこの西都市でキャンプを実施、今年で６年目を迎えている。草津は毎年、西都市でチームを作りシーズンに入っているのだ。

話をチームに戻すが、チームの仕上がりはすこぶる順調のようだ。キャンプイン前は数人がケガで別メニュー調整を行っていたが、ほとんどの選手が復帰。練習中から熾烈なポジション争いを演じている。新加入の林勇介は「チーム戦術を理解した上で、個の特長を出していくようにしたい」と、キレのある動きでレギュラー獲りをアピールしていた。今季は、多くの若手選手が加入したが、今キャンプを通じてチーム全体のコミュニケーションが著しく向上。そんな背景もチームが順調に仕上がっている要因となっている。

草津は８日に徳島とテストマッチで行い、後藤涼が２ゴールを挙げる活躍で２対０と快勝した。「今年はリンコンや萬代さんなどＦＷの選手が加わり、前線のポジション争いが激しくなっている。ただそれぞれ特長が違うので自分が出来るプレーをしてチームに貢献していきたい。ここからは１試合１試合が勝負になる」（後藤）。キャンプ中盤を迎え、チームはサバイバルレースに突入した。

副島博志監督も今季のチームに大きな手応えを感じ始めている。「チームのベースは出来つつある。若手選手もチームにフィットしてきているし、これにまだコンデションが整っていないブラジル人（ラフィーニャ、リンコン、アレックス）が加わればさらに面白いチームになる」。キャンプ７日目を終えて残すところあと５日。草津は日に日に進化している。ピッチでチーム全体に指示を送っていた副将・熊林親吾は「開幕戦に向けてとかじゃなく今からリーグ戦のつもりで戦っていく」と早くも臨戦態勢に入った。草津は明日、延岡市で仙台とテストマッチを行い、今のチーム力を確認する。

以上

＜2011シーズンの幕開け！＞
■FUJI XEROX SUPER CUP 2011
2月26日（土）13：35／日産ス
名古屋 vs 鹿島

■NEXT GENERATION MATCH
2月26日（土）10：40キックオフ（予定）／日産ス
U−18Jリーグ選抜 vs 日本高校サッカー選抜
※この試合はFUJI XEROX SUPER CUP 2011のチケットで観戦できます。
★チケット好評発売中!



2011.02.09 Reported by 伊藤寿学