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【2011キャンプレポート:鹿島】2月16日(水) これまで以上に質の高い紅白戦。激しいポジション争いがさらにチーム力を引き上げる。(11.02.16)

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鹿島を支える小笠原満男ら79年生まれの選手たちは、紅白戦で鍛えられた。ジョルジーニョ、ビスマルク、本田泰人、秋田豊、相馬直樹と言ったJリーグを代表する選手たちが居並ぶ主力組に、若手たちが本気で挑む紅白戦は火が出るほどの激しさだったという。とはいえ、1つのチームに2チーム分の質の高い選手が揃わなければ、そうした光景を見ることは難しい。しかし、この日の午前中に行われた紅白戦はゴールこそ決まらなかったものの、かつての激しさを思い起こさせる手に汗握る紅白戦だった。

60分1本で行われた紅白戦は、ビブス組が曽ヶ端準、新井場徹、伊野波雅彦、中田浩二、アレックス、青木剛、小笠原満男、野沢拓也、大迫勇也、本山雅志、興梠慎三という顔ぶれ。天皇杯で見せた本山をトップ下で起用する布陣で臨んでいた。対するビブス無し組は杉山哲、當間建文、岩政大樹、昌子源、柴崎岳、増田誓志、本田拓也、フェリペ・ガブリエル、遠藤康、田代有三、カルロンというメンバーだった。

序盤、ビブス組はパスが回らず苦戦。「もっとボールを大事にしろ!」という声が飛ぶなど、11人の意思疎通がうまくいっていないことを感じさせた。そのため、対するビブス無し組がボールを支配。當間が激しい守備でボールを奪えば、増田は積極的なミドルシュートやサイドからのクロスを見せ、ゲームを優位に進めていった。
しかし、ビブス組も徐々に本来の姿を取り戻していく。中田、伊野波という足下の技術が確かな選手が確実にパスをつないで相手のプレスをかわすと、青木や小笠原の正確なサイドチェンジが新井場やアレックスに通るようになった。すると、小笠原や本山から急所を突いたスルーパスが随所に飛び出す。野沢を始めとして大迫や興梠が次々とゴール前に侵入し、チャンスを迎えたものの、途中から出場していたキーパーの佐藤昭大や岩政を中心とした守備陣が、粘りを見せてゴールを割らせない。質の高い60分は互いにゴールを奪えずに終了した。

練習が終われば「疲れ切ってるよ」と溜息まじりに話す選手もいるなかで、質の高い紅白戦を見せているのは、そうしなければポジションが自分のものにならないという危機感を、各選手が持っているからだろう。
日本代表の二人が揃うセンターバックでは、中田が絶妙なポジショニングとコーチングの幅広さで存在感を発揮。天皇杯同様に、彼を外すことは考え難いほどのパフォーマンスを見せている。左サイドバックに入った新加入のアレックスが、鹿島のサイドバックに求められる攻撃性を遺憾なく発揮しているが、その陰には「彼の声があるから非常に助かる。彼はサッカーをよく知っていると思う」とアレックスが絶賛する中田のコーチングあってこそ。センターバックは岩政、伊野波で決まりかと思われたが、監督も頭を悩ませていることだろう。

また、ボランチでは青木が元気な姿を見せている。
「体の調子がいいので、それをゲームで出して頑張っていきたい。競争心は持ちながら、他の選手のことは意識しすぎず、自分が出来ることを100%出来るかどうかだと思うので全力を尽くすことを意識しています」
その言葉通り、セカンドボールにはいち早く反応。空中戦でもチームNo.1のジャンプ力を誇る田代に競り勝つなど守備面の特長を見せれば、攻撃の場面でも最大の武器であるサイドチェンジを新井場や大迫にピタリと合わせていた。これにはライバルとなる本田拓也も「レベルが高くてやりがいがある」と舌を巻いていた。
最もやりがいを感じていたのは昌子かもしれない。
「慎三さんはマジで速かった。『あ、取れた』と思ったんですけど、そこからまた速くなって、いつのまにか自分が倒れそうになってました。Jに出れなくてもアントラーズの紅白戦はすごく経験になってます。紅白戦に出してもらえることに感謝したいです」
昨日は中田から、そしてこの日は岩政から、さまざまなアドバイスを受け「自分の駄目なところを言ってくれるので、そこを身につければ少しでも近づけられると思う」と話す。その顔は充実感で溢れていた。

明日はホンダロックとの練習試合が予定されており、例年通りであれば、この紅白戦の最初のメンバーが、そのままFUJI XEROX SUPER CUPのピッチに立つことになる。質の高い紅白戦を見たオリヴェイラ監督が、どういう選択をするのか楽しみに待ちたい。

以上

<2011シーズンの幕開け!>
■FUJI XEROX SUPER CUP 2011
2月26日(土)13:35/日産ス
名古屋 vs 鹿島

■NEXT GENERATION MATCH
2月26日(土)10:40キックオフ(予定)/日産ス
U−18Jリーグ選抜 vs 日本高校サッカー選抜
※この試合はFUJI XEROX SUPER CUP 2011のチケットで観戦できます。
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2011.02.15 Reported by 田中滋
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