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【2011Jリーグプレシーズンマッチ 草津 vs F東京】レポート:草津、優勝候補F東京相手に殊勲のドロー。後藤のゴールで先制するも『金星』を逃す。(11.02.28)

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■ハンプティーダンプティースペシャルマッチ
2月27日(日) 2011Jリーグプレシーズンマッチ
草津 1 - 1 F東京 (14:00/正田スタ/3,854人)
得点者:36' 後藤涼(草津)、45+0' 平山相太 (F東京)
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2011Jリーグ開幕の訪れを告げるプレシーズンマッチ草津対F東京戦が正田スタで開催された。開幕を1週間後に控え両チームともケガ人を除くベストメンバーが集結、本番さながらの真剣勝負が繰り広げられた。ゲームは1対1のドローで終わったが、試合後の両スタンドからは「戦場」へ向かう選手たちへ熱いエールが送られていた。

草津は、好調・萬代宏樹とエース・ラフィーニャを前線に配置する4−4−2の布陣。昨季のチームをベースに、GK橋田聡司、ルーキー星野悟がスタメンに名を連ねた。一方、今季の優勝候補筆頭のF東京は、中盤の底にホベルト、左SBに阿部巧の新戦力を組み込む4−4−2で草津に胸を貸した。(両チームのスタメンはこちら

ゲームはキックオフ直後からF東京がJ1仕様のサッカーを魅せつける展開となった。迫力あるプレッシングで草津からボールを奪取すると、スピード感溢れるパスワークで草津守備陣を翻弄。大竹洋平、谷澤達也の両MFがトップ下のポジションに目まぐるしく顔を出し、起点を作り出す。草津はバイタルエリアでF東京のアタックを食い止め、カウンターを仕掛けるが今野泰幸を中心とする守備陣に取り囲まれ、ゴールに近づく事すらままならない。

F東京、強し。そんな雰囲気がスタジアム全体に漂い始めた矢先、待望のゴールが生まれた。だがそれはゲームを優位に進めていたF東京ではなく、猛攻を必死で耐えた草津のゴールだった。今野を引き出したラフィーニャが右サイドで粘り、ボールはバイタルに入った松下裕樹へ。松下が放った低いミドルは熊林親吾を経由し後藤涼の右足によってゴールへと流し込まれた。「クマさん(熊林)がシュートを打った時点でこぼれてくる予感があった。プレシーズンだけどF東京から点を奪えたことは自信になる」(後藤)。草津の先制点によりゲームは盛り上がりをみせていく。

不意の失点によって攻撃のギアを上げたF東京はさらに迫力を増して草津ゴールへ襲い掛かってきた。そして前半終了間際の45分、左サイドを突破した阿部巧のキレのあるクロスに平山相太がヘッドで合わせて同点弾。スコアを振り出しに戻してゲームは後半へと向かう。

後半はF東京の一方的な展開と言っても過言ではなかった。立ち上がりは大竹、徳永悠平が右サイドを完全に支配。草津はいつ失点してもおかしくない状況へ追い込まれた。ただ、ポストに救われるという運にも恵まれ追加点を許さない。70分前後からは双方が頻繁にメンバーチェンジを行い、ゲームは1対1の痛み分けでタイムアップを迎えることとなった。

F東京は日本代表GK権田修一、MF梶山陽平、ペドロジュニオールらを欠きながらも、分厚い戦力をこの試合で示した。56分から出場した新戦力・ロベルトセザーもストライカーとしての片鱗を見せ、活躍の予感を感じさせた。攻撃陣が中央に寄る…草津の守備ブロックに苦しむ場面もあったが、その強さと旨さは本物。大熊監督は「J2が簡単だとは思っていない」と強調していたが、今季のJ2がF東京を中心として動いていくことは揺るぎないだろう。

一方の草津だが、押し込まれる展開ながらF東京相手にドローとしたことは評価できる。GK橋田聡司、CB田中淳、有薗真吾がゴール前でみせた粘りの守備はシーズンへつながる。だが、このドローで満足してしまったらJ1昇格という目標は見えてこない。熊林は「結果はドローだったが、内容的には大きな差があったことを重く受け止めなければいけない。シーズンでF東京と戦う時には互角以上の戦いができるようしたい」と現実をみつめた。草津は、F東京を昇格基準としてさらなる進化を狙う。その先にだけJ1への道が開ける。

以上

2011.02.28 Reported by 伊藤寿学
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