いよいよ、２０１１年のシーズンが始まります。優勝を目標に掲げる横浜FCですから選手だけでなくサポーターも、開幕戦は非常に待ち遠しいと思います。１月10日の新体制発表会から２カ月弱取材してきた筆者にとっても、いよいよ本番を迎えて非常にワクワクしています。

一方で毎年のことですが、この時期の一番の敵は、少なくとも筆者にとっては花粉症です。昨年までの東戸塚の練習場はゴルフ場などがあり林に囲まれているため、取材の時に非常に苦労しました。新しい西谷の練習場は丘の上なので、それよりは少しマシなのかもしれませんが、今年は花粉の当たり年ということでやはりつらい思いをしています。３月４日での取材では、格好を犠牲にしてゴーグルをつけながらの取材でした。

花粉症がつらいのは、サッカー選手も同じです。横浜FCには、花粉症で苦しんでいる選手はほとんどいないようですが、１人花粉症で苦しんでいる選手が藤田優人選手です。先週の湘南との練習試合でも、インタビューのコメントは花粉症のこと。今日のコメントでも同じでした。サッカー選手は、ドーピングへの影響を考えて花粉症の薬を飲むことができません。練習では、なるべく鼻を覆うようなカバーのようなものを付けていました。花粉症のつらさは、なった人でないとわかりません。横浜FCに花粉症仲間がいないのもつらいかもしれません。

もちろん試合中は、花粉症のつらさは忘れて全力でプレーすることは間違いありません。湘南との練習試合でも、今日の練習でも素晴らしいパフォーマンスを見せていました。根性で花粉症にも打ち勝って、開幕戦での勝利を目指したいところです。

以上

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2011.03.05 Reported by 松尾真一郎