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【J2:第8節 千葉 vs F東京】レポート:超ロングスロー&規格外の高さと強さの技ありヘディングシュートが開いた突破口。F東京の決定力不足にも救われ、千葉が激戦を制する。(11.04.25)

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4月24日(日) 2011 J2リーグ戦 第8節
千葉 3 - 0 F東京 (14:05/フクアリ/16,360人)
得点者:77' オーロイ(千葉)、83' 米倉恒貴(千葉)、89' オーロイ(千葉)
スカパー!再放送 Ch183 4/25(月)後08:30〜
totoリーグ中断期間を振り返るJ2編
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試合前日には『アウェイ自由席』に続いて『アウェイコーナー自由席』もチケットが完売したように、いよいよホーム開幕の千葉サポーターのみならず、F東京サポーターもJリーグ再開を待ちかねてフクダ電子アリーナに集まった。16,360人の観客の熱気にも後押しされ、今季のJ1昇格争いのカギを握るだろう一戦は白熱した激戦となった。

立ち上がりこそFW深井正樹、MF米倉恒貴がペナルティエリアに攻め込んでチャンスを作りかけた千葉。だが、F東京のセンターバック(特にDF森重真人)が千葉のFWオーロイを厳しくマークしながらオーロイに入るボールに対応し、F東京のダブルボランチ(DF徳永雄平とMF米本拓司)がこぼれ球と千葉の中盤の選手をケアしたことで、千葉は思うようには攻撃ができなかった。

F東京は、右サイドのFW鈴木達也とDF椋原健太がスピードのある突破力を生かし、そして左サイドのMF谷澤達也が自由に動きながらトリッキーなプレーを生かして千葉ゴール前に侵出。特に谷澤は前半だけで4本のシュートを打ったが、ゴールマウスの外だったり、千葉の守備に阻まれたりした。ボールを支配する時間が長く、優位に試合を進めていたように見えたF東京にアクシデントが起こったのは38分。ジャンプして千葉の選手と競り合った米本が着地の際に左膝を痛め、43分にMF羽生直剛と交代したのだ。中盤での潰しが効いていただけに、米本の負傷交代はF東京には大きな痛手だった。

ディフェンスラインが下がり気味になって苦しんだ前半を無失点で耐えた千葉は、後半開始からDF青木良太に代えてDFマーク・ミリガンを入れた。それでも後半の序盤はサイドを崩され、F東京に3回連続で決定機を作られる。だが、F東京の決定力不足に救われると、62分にMFマット・ラムに代わって入ったFW青木孝太の動きが攻撃を活性化。ゴール前に攻め込むシーンが増えてスローインも多くなり、マーク・ミリガンの武器の一つのロングスローが続く。77分、試合展開を大きく左右する先制ゴールは、そのロングスローをオーロイがDFと競りながらバックヘッド気味に頭をふって決めたものだった。

オーロイが自ら「1点目が大きかった。千葉にとって突破口となったと思う」と試合後に語ったように、この『1点』の効果は大きかった。F東京は今野が前線まで上がるなどとして反撃を仕掛けるが、焦りからかミスが出て後半途中までの迫力を欠いた。F東京が前がかりになっているだけに、千葉がボールを奪取してシンプルに攻めると得点機までつながる。千葉は83分、オーロイのスルーパスから米倉が冷静にF東京のGK権田修一の股下を抜くシュートを決め、89分に青木孝のクロスボールからオーロイがダメ押しのヘディングゴール。千葉が昨季はできなかったJ1昇格争いの強敵からの勝点3獲得を果たした。
スコアを見れば千葉は快勝で『結果』としては上々。だが、最後のところで粘り強く守っていたものの、ラインコントロールやボールのクリアの仕方などの課題が残った。また、攻撃面ではオーロイが絡まなくても得点できるようになることが必要だ。規格外の長身ならではのプレーもあって2試合で警告2回のオーロイは、出場停止になる可能性が高く、オーロイ不在では得点できないとなると苦しい。各チームのオーロイ対策が厳しくなることも予想されるだけに、得点に結びつく攻撃の組み立てのバリエーションを増やしたい。

以上

2011.04.25 Reported by 赤沼圭子
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