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【J1:第8節 仙台 vs 浦和】手倉森誠監督(仙台)記者会見コメント(11.04.29)

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4月29日(金) 2011 J1リーグ戦 第8節
仙台 1 - 0 浦和 (14:04/ユアスタ/18,456人)
得点者:40' 太田吉彰(仙台)
スカパー!再放送 Ch183 4/30(土)前08:00〜
totoリーグ中断期間を振り返るJ1編
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●手倉森誠監督(仙台):

「今日のゲームは被災地の仙台でということで注目が高く、いろいろな大きな思いが集まるだけに、ビッグゲームだという話をした。復興の先頭に立って進んでいく使命と、本当により高みを目指すチームになるための意志と、その使命と意志を本気でピッチの上で示そうという話をした。
選手は本当に、今日集まってくれたサポーターや、来られなかった人たちの思いも全部エネルギーに変えて、勝利を掴むことができた。チームには、『今、みんなに勝たせてもらっているんだ』という謙虚な気持ちが大切だという話をしている。次もホームなので、連勝できるように次の準備をしていきたい」

Q:太田選手をFWの位置に変えようと決めたタイミングと意図は?
「実は、前節のメンバーでいけば、向こうは『4-2-3-1でいくだろう』と(考えると)いうフェイントで(笑)。最初から2トップでいくと決めていた。2トップでいくとしたら中島と赤嶺で行くというプランもあったが、今のレッズのDFラインは、赤嶺のキープ力と2列目の飛び出し、梁と関口との流動性を考えた時に、太田がいいだろうというところで、見事にそれがはまって太田が点を取ってくれた。
非常に活動量多くやってくれたので、スコアによっては今度は松下と代えるプランも最初から持っていて、それもうまくはまった」

Q:ブロックを組んでのカウンターがはまったが、その土台となる守備での狙いは?
「レッズのストロングポイントは2列目の攻撃力。エジミウソン選手に(ボールを)当ててから、いかにスピードを上げて攻撃してくるかというところが非常に怖かったので、そのためにはスピードを上げさせないことをキーにした。そうなれば、ブロックを組んで守ることになる。通常の高さよりももう少し降りた形を覚悟して戦おうという話もしていたが、本当にそのブロックの間に入ってきたところを、マークを明確にしてうまく全員がチャレンジアンドカバーをしてプレスバックを実践してくれた」

Q:前節はアウェイでカウンターに徹することができたが、ホームで前がかりになりすぎないようにするためのマネジメントはどう行ったか?
「守備では相手にスピードを上げさせないことを話した。自分達もこうやって浦和を分析して、ひとり一人の個の力を見れば、浦和には確かな力がある。そこに対して謙虚に戦わなければいけないということを考えれば、例えホームでも手堅い守備からというところは外せなかったので、その意識を前節の川崎F戦で表現できたところでしっかりホームでも持ちこめた感じだった。
攻撃に関しては、決断力のある攻撃だった。名古屋が浦和にやられたようなことを逆に自分達がやれればと思って、今日のような戦術を組んだ」

Q:この2試合を気負うことのないファイティングスピリットで戦うことができたのは、どのようにチームをどうマネジメントできたからか?
「まず、自分達が置かれている立場に対して、気合いを大事にしようという話をした。気合いというものは、一人ひとり気持ちを入れてしまうと、もしかすれば気負いに変わるだろう、と。だけれど、大事な気合いというものは、隣の人と気持ちを合わせるもの。気合いでも、気持ちをお互いに合わせて、みんなが同じ温度で戦えることをミーティングでも話していたし、逆にひとりでやろうとしている選手に対しても、みんなで声かけしながらでもやっていこうというところも見受けられた。本当に、みんながコレクティブに戦うために、普段からいいコミュニケーションを取って、チームとしてまとまりがある分、そういったところは今うまくいっているところだと思う」

Q:改めて、被災地に勝利を届けられた思いと、同時にプロ野球の楽天も勝利したことへの思いを。
「被災地の東北で、こうしてプロ球団が本拠地で試合ができるということを思えば、確実に復興が前に進んでいるということを実感できると思うし、こういった真剣勝負の中で、こういう状況でも勝つことができると示せれば、自分達は下を向いていられないという思いにもなる。本当に、顔を上げて、どんなに苦しい状況でも、やり切ろうという信念を持てば、勝つことができるということを示せたと思うので、そういったエネルギー、Kスタとユアスタからパワーを送れればいいと思う。ぜひ、東北の人たちに、自分達には本当のパワーがあるんだということを自覚してもらって、一緒に前に進んでいきたい、いざとなったら引っ張っていきたいという思いがある。その気持ちを1年、いや、街を取り戻すまで、やり続けたい」

Q:再開初戦は涙もあったが、監督自身、今日の冷静さへの気持ちの切り替えはどうされたか?
「昨日、宮城野原の陸上競技場で練習した時に、ひとりのおばちゃんに『監督、泣くのはホームだよ』と言われた(笑)。だが、本当に3月11日にあの体験をして、本当にサッカーをできるのだろうかという思いから、実際に公式戦を迎えた時から実はもう感情的になっていた。実際に勝ってみせた時に涙があふれてきたが、あの時には本当に再開の第一歩というところで感極まった。今日はそういった気持ちも経験できたので、ここは落ち着いてやらなければいけないと思っていた。
ユアテックスタジアム仙台に来てベンチに入ろうとした時に、もしかしたら『今日は泣くなよ』という声をかけられるかもしれないと思っていたが、本当に落ち着いてやれた。でも試合が終わった瞬間に雨が降ってきたので、また涙が出るのかなとも考えましたが、今日は大丈夫だった」

以上
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