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【J1:第10節 柏 vs 浦和】プレビュー:アグレッシブな姿勢を貫き、“負の流れ”を断ち切るのは柏か浦和か。攻撃的なゲームの予感が漂う。(11.05.06)

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5月7日(土)J1 第10節 柏 vs 浦和(16:00KICK OFF/国立)チケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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前節の山形戦は、内容を振り返れば決して悲観するものではなかったが、柏にとっては最低でも引き分けておきたい試合だった。J1ではミスを犯せば、それが確実に失点へとつながる。そして山形戦のような形で勝点を落とす試合が続くのなら、柏が狙う「6位以上」など遥か霞の向こうというもの。敗れた後だからこそ、今節は柏の真価を問われる試合になる。

幸い、山形戦で欠場したパク・ドンヒョク、ジョルジ・ワグネルは戦列に復帰。2試合連続ゴールの好調・北嶋秀朗のスタメン起用となれば、大津祐樹が2列目に下がる。また、前節は兵働昭弘が柏移籍後初出場を飾り、怪我明けにもかかわらずさすがのパフォーマンスを見せた。その他の顔ぶれを見ても水野晃樹、澤昌克、安英学が控え、「チャレンジャー精神で挑むけど、決して自分たちが劣っているとは思わない」と大津が話すように、浦和に真っ向勝負を挑める陣容が顔を揃える。

ただ、ここ3試合でのシュート数が6本、6本、7本と、その少なさが気になるところ。山形戦の後半はレアンドロ・ドミンゲス、大谷秀和、兵働、水野が中盤を形成し、リズミカルかつダイナミックなパス回しを見せたのだが、「パスをつないで崩す」という意識が強すぎるのか、シュートチャンスでもパスを選択してしまい、それによって手詰まりになるケースや好機を逸する場面が見受けられた。「シュートを打てば何かが起こるので、もう少し強引に狙ってもいいのかなと思う」(大谷)。その言葉どおり、“シュートを打つ”ことにはペースを掌握した時間帯にゴールを陥れるのはもちろん、劣勢時にリズムを変えるにも多大な効果を発揮する。浦和が攻めてくる分、おそらく柏にもチャンスは訪れる。ゴールを狙う意識は強く持っていてほしい。

対する浦和は、前節の横浜FM戦は惜敗。「ほとんど相手にチャンスを与えず、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。後半、1つのFKで失点したことで、全ての流れが変わってしまった」というペトロヴィッチ監督のコメントにもあるとおり、攻め込みながらも相手の効率の良さに屈したという点では、奇しくも柏にとっての山形戦と近いものがある。1勝3敗の15位と結果こそ伴っていないが、内容自体では浦和が勝ってもおかしくない試合であり、柏の選手たちの誰もが「個の能力が高い選手が多い」と認める布陣は脅威以外の何物でもない。勢いのある仙台、老獪な横浜FMに敗れ、現在は2連敗中だが、第7節で王者・名古屋を粉砕したあの圧巻の力こそ浦和の真の姿だと見るべきである。

浦和の原口元気に対する柏の大津、このロンドン五輪世代の若きドリブラーを筆頭に、マルシオ・リシャルデスとレアンドロ・ドミンゲスのクリエイティブな両10番、同じ“田中”で名前も一文字違い、スピードと運動量が武器の田中達也と田中順也。こうした両チームの特性を考えると「相手の堅守をこじ開けられないジレンマ」に陥った前節とは対照的に、互いに攻め合うオープンな展開が予想される。実際に、近年の柏と浦和の対戦を振り返ってみても、2008年第14節2−1(柏○)、同第20節2−2、2009年第10節2−3(浦和○)、同22節4−1(柏○)とゴールの入る試合になること多い。したがって、両者に共通する勝敗の鍵は、「決めるべきところで決められるか」と「攻め込まれた時に耐えられるか」の2点に尽きるのではないか。2年ぶりの国立決戦には、アグレッシブなゲームの予感が漂う。

以上

2011.05.06 Reported by 鈴木潤
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