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【J1:第10節 磐田 vs 山形】プレビュー:全ては“あの敗戦”から始まった。山形をホームに迎えた一戦は2年の歳月が詰まった試合になる。(11.05.06)

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5月7日(土)J1 第10節 磐田 vs 山形(14:00KICK OFF/ヤマハチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
スカパー!生中継 Ch182 後01:50〜
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黄色のセカンドユニフォームを着たアウェイチームがヤマハスタジアムのピッチに降り立つ。その光景を目にするだけで高ぶりを感じるサックスブルーサポーターは少なくないだろう。全ての始まりは山形とのホームゲームだった。

09年、コーチから昇格する形で柳下正明氏が監督に就任。03年にも磐田で指揮を執った経験もある同氏は、最終ラインを4バックに変更し、オーソドックスな[4-4-2]を採用。様々な試行錯誤を繰り返しながら新たなシーズンを迎える。新体制の最初のゲームがこの年J1に昇格した山形との開幕戦だった。入れ替え戦に回った翌年であり、“リスタート”としての一年。その第一歩になるはずの試合だった。今思えば、布陣変更に着手したばかりのチームが抜群のスタートダッシュを決めることは考えにくかったかもしれない。だが、ここまでの“悪夢”を誰が予想しただろうか。ジウシーニョンのゴールで先制しそのまま優位に試合を進めるはずが安定した試合運びができない。試合後、スコアボードには「2-6」という残酷な数字が並んだ。誰もが忘れられないショッキングな敗戦だった。

あれから2年。山形とのリーグ通算対戦成績は1分3敗。カップ戦での勝利こそあれど、リーグ戦ではいまだに勝利がない。ただ、ここまでの歳月はいたずらに過ぎ去ったわけではないこともまた事実である。今季、即戦力クラスの大卒ルーキーを複数獲得したことに代表されるように、チームは今に至るまでメンバーを少しずつ入れ替えながらブラッシュアップを図ってきた。戦術の浸透も進み、攻守両面のトータルバランスは間違いなく向上している。それを最もわかりやすく証明する方法がこの試合の勝利だ。

対する山形は前節・柏戦で今季初勝利。確かな手応えを掴みこの試合に臨んでくるだろう。今季、彼らのチームスローガンは『粘強NEZZUGU』。これは山形の方言「ねっづぐ」とかけた造語とのことだが、彼らの持ち味をシンプルに表現したものと言えるだろう。柳下監督は山形について「一人一人に責任感があるし、きっちりプレーしてくる」と評した上で、「(相手の)横パスも苦にしないし、何度展開されてもきっちりやってくる」と、警戒。彼らの堅守に幾度となく苦しめられてきた磐田にとって、この試合でも相手の守備ブロックを“剥がす”作業は勝利に欠かせないものとなる。無論、彼らはディフェンスだけのチームではない。前節の柏戦ではエース・長谷川悠が今季初ゴールをマークしているが、磐田にしてみれば耳が痛い知らせでしかない。長谷川悠あるいは大久保哲哉といったハイタワーをシンプルに使ってきた場合、セカンドボールの攻防は勝敗を分ける重要なポイントとなるだろう。

以上がこの試合のプレビューである。様々な見方があるだろうが、ここ2年というスパンでこの試合を見ても面白いものになるだろう。

以上

2011.05.06 Reported by 南間健治
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