5月21日（土） 2011 J1リーグ戦 第12節
浦和 2 - 2 鹿島　（16:03／埼玉／37,521人）
得点者：13' 西大伍（鹿島）、62' 増田誓志（鹿島）、67' 高崎寛之（浦和）、69' マゾーラ（浦和）
スカパー！再放送 Ch183 5/22（日）前08:00〜
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●ペトロヴィッチ監督（浦和）：
「残念ながら勝つことはできなかったが、勝つのが不可能だった負け試合を後半に２−２まで持っていったことについては、選手を称賛したい」

Q:後半から２人の選手を交代したが、何を変えようとしたのか。
「後半の交代で２トップという形にした。前からもう少し相手の長いボールを阻止できるか、前にも人数をかけて攻撃できるか、そういうことを考えた。マゾーラの場合は個人的な爆発を期待した。前半は鈴木啓太が１人で大きなスペースを守らないといけなくて、マルシオ、陽介が前にいたのを変更して、もう少し前からプレスをかけられるようにした。ただ、鹿島はすばらしいチームだったし、３−０になっていてもおかしくない内容だった。そこを後半、選手たちはうまく２−２にしてくれた」

Q:柏木と高崎の交代は元々考えていたオプションだったのか？
「最初からのプランではない。自分のなかでは、今日は柏木が素晴らしいプレーをするというのがプランだった。交代によって、原口元気を右、マゾーラを左にして、かなり前がかりにして、かなり早い段階からプレスをかけて攻撃を仕掛けるという意図だった。それがうまく出て、自分たちがボールを持っている時に１対１になる場面が多く出てきた」

Q:ハーフタイムのコメントにあるように、選手が責任を持ってプレーしていない。ボールのないところでみんな足を止めている。なんとかできないか？
「浦和を長く取材している人には、このような試合を残念に感じるかと思う。ただ、自分は今年いる選手、特に若い選手、スピラノビッチ、高橋峻希、永田も若い、柏木も若いうちに入ると思うが、時間をかけていいチームを作る。昔いた素晴らしいビッグブレーヤーたちのようになるように、時間をかけて前向きに取り組んでいく。特に後半のような戦いを全員ができるようになればいい未来が待っている。今いる選手たちと、楽しい気持ちを持って戦っていく」

Q:原口が左サイドにいるが、もう少しボールタッチが多くできるポジションで使う考えはあるか？
「ない。そういう意見で言えば、クリスティアーノ・ロナウドもセンターハーフでプレーできると思う。そうすれば彼もたくさんボールをもらえる。元気がたくさんボールをもらうことを考えるのではなくて、我々はチームで戦っている。原口は自分の好みの選手ではあるが、自分は常にチームのために何ができるか考えている。個々の名前ではなく、自分のためでもなく、この難しい時間を全員で乗り越えないといけない。鈴木啓太であれば、自分が選手の時にも一緒にプレーしているし、自分がキャプテンにも任命しているが、必要であればキャプテンでも交代させる選択肢を取らないといけない」

以上