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【J2:第14節 水戸 vs 鳥栖】柱谷哲二監督(水戸)記者会見コメント(11.05.28)

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5月28日(土) 2011 J2リーグ戦 第14節
水戸 0 - 5 鳥栖 (13:05/Ksスタ/1,794人)
得点者:26' 早坂良太(鳥栖)、55' 早坂良太(鳥栖)、60' 豊田陽平(鳥栖)、75' 野田隆之介(鳥栖)、90'+3 豊田陽平(鳥栖)
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●柱谷哲二監督(水戸):

「何もできませんでした。情けない。それに尽きます」

Q.後半に向けて、どういう戦いをしようとしたのでしょうか?
「まず前半の最初から1対1の競り合いでずっと負けっぱなし。何が組織だと。もう少し戦わないとダメ。でも、うまく引き締めることができなかった僕の責任。後半に関しては、ホームなんだから積極的に行こうよという声をかけました」

Q.前半から縦へ急ぎすぎてしまって、横への展開が少なかったですが。
「そのとおりですね。相手のパワフルなアプローチに対して、ボールを散らすことができなかった。ポイントはそこにあったと思いますね。我々のやりたいことを鳥栖はよく分かっていて、しっかりとボールに対して厳しく厳しくプレスをかけてきた。ワンツーもできなかった。人とボールに対してのディフェンスが今日の鳥栖は素晴らしかったと思いますね」

Q.今日はメインスタンドを見ると、被災地なんだと再確認しましたが、監督自身何か感じるものはありましたか?
「選手にも言いましたが、ここは被災地だと。勇気を与える戦いができたんだろうかと。でも、これに対して、選手たちにやらせなかったのは僕の責任。今日だけでなく、トレーニングからできてなかったのかもしれない。そこには俺の問題があったということで、選手たちには個で何ができて、何ができなかったのかをしっかりと頭に入れてほしいと言いました。チーム全体の負けは監督の責任だと。個人としての責任は何なのかということについて、しっかり1人1人が反省してくれということを伝えました」

Q.次節は北関東ダービーですが、どこを修正していこうと思っていますか?
「今日の大敗のメンタリティーを元に戻したい。それと、選手たちがここで消極的にならないように。今までやってきたことをできたかどうかは今日の試合を見れば分かるので。本当にやらないといけないハードワークに関して、鳥栖さんが1枚も2枚も上手だった。鳥栖さんの歴史を感じましたよね。松本育夫さんが作られたチーム、ハードワークしていくんだというのが鳥栖の伝統ですよね。クラブとしての伝統をすごく感じました。水戸のスタッフやフロントの何人かには『僕は鳥栖のようなチームにしたいんだ』という話をしました。決してスーパースターはいないけど、みんながハードワークして、個を強くしていって、しつこく90分走りきるということが鳥栖さんのクラブのコンセプトとしてあると思うんですね。水戸もですね、我々が春先から言っている、「走りきる」「やりきる」「ハードワークする」ということは鳥栖さんをある意味モチーフにしたということがある。やはり、1枚も2枚も上手でしたね」

以上
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