5月28日（土） 2011 J1リーグ戦 第13節
柏 3 - 0 神戸　（14:03／柏／6,855人）
得点者：21' 田中順也（柏）、24' 田中順也（柏）、73' レアンドロドミンゲス（柏）
スカパー！再放送 Ch183 5/29（日）前05:00〜
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●近藤直也選手（柏）：
「今日は試合の入りが悪くて流れに乗れていないのは自分たちも感じていた。でも流れの中で修正して自分たちのリズムにできたと思う。神戸は前線の選手が良い動き出しをしていたけど、そこに良いボールが入ってこなかった。縦のクサビのパスが入ってきたら嫌だったけど、それはボランチを含めてうちらが消しているというのもある。今日はピッチが濡れていたからボールが滑る。裏へのパスを出してもバウンドが伸びてしまうので、できるだけ足元へのパスを心掛けた」

●北嶋秀朗選手（柏）：
「うちは組織的な守りから攻撃を狙う。今日は（田中）順也とレアンドロが決めてくれた。最初はバタついて、組織が整うまでに時間がかかってしまったけど、そこからは狙い通りの攻撃ができた。クサビのパスを受けるスペースは空いていたけど、そこに僕が受けに入らなくてもレアンドロと（大津）祐樹が前を向いてプレーできていたので、あまり入らないようにした。後半はやり方を変えず、２−０で油断しないで３点目を狙う０−０の意識で臨んだ。３点目の場面は、ＦＷとして自分で行きたい気持ちもあったけど、自分にＤＦが食いついてきたし、レアンドロがフリーで上がってくるのが見えていたのでパスを出した」

●酒井宏樹選手（柏）：
「今日はクロスの質を欠いてしまいました。２点分くらい良い場面があったんですけど。レアンドロとの攻撃の部分での連携は普段からやっていることなのでうまくできている。前半は相手のプレスも速かったけど後半は落ちたように感じたから上がる場面が増えたんだと思います。守備のところではまだレアンドロとコンビネーションを取れていないところがあるので、そこは改善しないといけない」

●大谷秀和選手（柏）：
「（先週の発熱の影響で）自分が９０分持たなくてもバラ（茨田）が控えているので行けるところまでいこうと思っていた。最初は相手の流動的な動きにバタついて、セカンドボールを拾われてしまった。そこを我慢して、悪い時間に失点をせずに戦えたのが先制点につながった。１点を取れば相手が前がかりになってくる。それは常に監督から言われている。カウンターもしっかりシュートまでいけている。カウンターの質も得点に結びついているので高かったと思う。前半は２−０で終わりましたが、１点を取られたらわからなくなるので、０で抑えて早い時間帯に３点目を取ることを考えていた。ただ、クリアするボールも、ただクリアするんじゃなくてつなげる時はつなげていたらより良かったと思う。サッカーは２点差が恐いと言われている。僕も何度も痛い目を見てきました。順也も２点を取って気持ちよくプレーできていたけど、それはチームで良い守備ができているから良い攻撃につながっている。チームとしてしたたかさは出てきたと思う」

●田中順也選手（柏）：
「今はチーム全体でやれている感じがする。監督の言うことを全員が理解して、それを実行できている。それが勝っている要因だと思う。自分は監督にグイグイ引っ張られている感じです」

●森岡亮太選手（神戸）：
「前半のチャンスは決めないといけなかった。グラウンド状態を見て、グラウンダーのシュートを狙ったんですけどコースが甘かったです。今日みたいな試合は先に点を決めないと、立ち上がりの良い時間帯に点を取らないといけなかった。柏は最後の崩し精度が高い。攻撃に連動性がある。前半に２点リードされたけど、残り４５分あったので落ち着いていけばよかったのかもしれない」

●松岡亮輔選手（神戸）：
「柏は手堅いチーム。うちが連勝していた時の戦い方をやられてしまった。先制されて、カウンターから失点してしまった。グラウンドがスリッピーな状況なのでセカンドボールを拾った方が有利になるけど、そこでなかなかボールを拾えなかった。最初のチャンスを決めないと、チャンスの後にピンチありという通り。プレスもハマらなくなり、それを修正しようと４−１−４−１に変更したけどアンカーの周りのスペースを突かれて自由にプレーされてしまった。先制された後に、立て続けに失点してはダメだと思う」

以上