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【J2:第15節 岡山 vs 北九州】レポート:ホーム無敗の岡山がチーム史上初の無失点・3ゴールで勝利。3連勝を狙った北九州だがミスが多く、攻守に精彩を欠いた。(11.06.05)

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6月4日(土) 2011 J2リーグ戦 第15節
岡山 3 - 0 北九州 (19:03/カンスタ/8,121人)
得点者:8' チアゴ(岡山)、58' 金民均(岡山)、88' 植田龍仁朗(岡山)
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この岡山 vs 北九州戦は、結果を予想しがたい今季J2の典型的カードのひとつだった。昨年の対戦は2度ともドロー。しかし今回、北九州はホーム2連勝の勢いのまま乗り込んでくる。岡山・影山雅永監督は今週、「勇気・集中力を持ってボールを取りに行く守備、前線に運ぶことが前提だが、前線からのチェイスがうまくハマれば、やりやすい」と話していた。

いつにも増して大きく響く岡山チャントとともに始まったゲーム。その前半はボランチ・千明聖典の秀逸なプレーが際立った。中盤でボールを奪い、寄せられても倒れず、ボールはその足元を離れることなく、前線につなげた。そして相方のボランチ・金民均は、駆け上がり、中盤をかき回して、シュートまで持ち込む。「千明の守備が効いて、ボランチ同士のタテの関係が出来ていた」と影山監督。

対する北九州は、キャプテン木村祐志がアンカーで、出場停止のDF福井諒司の場所に、DF桑原裕義が入った。「岡山の1トップに対しての2シャドー、またその後ろからくる金選手へのマークが掴み切れず、立ち上がりから岡山のいい部分を引き出すような形になった」と三浦泰年監督。

先制点は前半8分に生まれた。岡山のDF植田龍仁朗からのロングフィードを、相手DFがこぼし、それをチアゴが悠々と運び、ゴールに持ち込んだ。その後、北九州はミドルレンジからのシュートや、サイドを細かくつないで岡山へと迫ったが、ゴールは生まれないまま後半へ。後半の立ち上がりは、前半の消極性を打ち消すようにスピーディに仕掛けた北九州だが、後半13分、岡山の右サイドからチアゴがパスを送り、受けた金が前に向き直って放ったシュートが追加点となる。

いい時間に2点目が決まると、ホームの後押しは一層の力を持つ。生き物のようなスタジアムで北九州の選手は果敢にボールをつなぐが、対人に強い3選手の並ぶ岡山の最終ラインとウイングバックは粘り強くクリアし続けた。後半43分、セットプレーから岡山が追加点を決め、ゲームは決まった。シュート数はともに各10本。しかし、たやすくボールを奪われる北九州には、過去2戦を勝ちきったメンタリティーが見られなかった。

岡山は前回のホーム戦で途中出場した石原崇兆と同様、この日初めてスターティングメンバーに入った小林優希、植田がともに得点に絡んだ。小林がFKを蹴り、植田が押し込んだゴールは、「高さのある植田が走り込んでいて、相手がつけていないのがわかったので、上げれば入るなっていうのは見えていた」と小林。

岡山は、前節出場停止で2試合ぶりの出場となった後藤圭太が、キャプテンマークを付けて最終ラインの中央に入り、3ストッパー」で無失点におさえた。「今日はやられる気がしなかった」と後藤。影山監督も、「ワイドの選手とズレながら止めに行くなど、非常に良く、安心して見ていられた」と評価した。

出場停止や怪我で岡山はゲームごとにマイナーチェンジを余儀なくされるが、現在まですべて良い方向に転嫁できている。「ホームゲームは、サポーターとともに戦えるゲーム」と影山監督。ホーム戦連勝をよろこぶ声、チアゴへのいつまでも止まない子どもたちの声を受け、次のゲームだけに集中する1週間が明日からまた始まる。

以上

2011.06.05 Reported by 尾原千明
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