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【ヤマザキナビスコカップ 横浜FM vs 神戸】和田昌裕監督(神戸)記者会見コメント(11.06.05)

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6月5日(日) 2011 ヤマザキナビスコカップ
横浜FM 1 - 1 神戸 (15:00/ニッパ球/8,101人)
得点者:74' 青山直晃(横浜FM)、90'+3 ホジェリーニョ(神戸)
ヤマザキナビスコカップ特集ページ
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●和田昌裕監督(神戸):

「ヤマザキナビスコカップの大会形式が変わって、各チームとも初めての経験をしている。アウェイ、ホームと戦い方は変わってくるが、理想は勝って帰りたかったと思っていた。ただ、ゴールを奪って引き分ければ、いい形でホームの2戦目を迎えることができるとも考えていた。なので、最後の同点ゴールは非常に大きかった。

先週の柏戦が0−3だったので、もう一度守備からやっていこうと一週間トレーニングを積んでいた。今日は、まず守備から入ろうと言っていた。また、必ずそこからカウンターで何度かチャンスが来るから、それをものにできれば理想的な展開に持ち込めるとも話していた。案の定、試合が始まっていきなり決定的なシーンが小川に訪れた。ああいうところを決めるか決めれないかで、それ以降の展開も変わってくる。

全体的な守備、最後のところでシュートを打たせず粘り強くやってくれた。前半に一度バーに助けられた部分もあったが、90分を通して、しっかりと守れたと思っています。
失点の場面は、キッカーが中村から狩野に代わって、おそらくちょっと軌道が違うボールが入ったのだろう。ただ選手たちは、最後まであきらめずゴールを狙いに行ってくれた。その結果が、ああいう同点ゴールに結びついた。

途中、有田を入れて4−4−2から4−1ー4−1というシステムに変えた。それによってホジェリーニョを右にもっていったのだが、彼がより多くボールにさわることになって、F・マリノスさんには嫌な存在に、真ん中にいるときよりもさらに守りにくくなったのではないか。その結果、ああいうゴールにつながったと思う。

何とか、いい形で同点に追いついて、次のホームでの戦いになるが、気持ちは、次のJ1リーグ戦の好調な仙台を迎えての試合に向けていく。ホームの利を生かしてしっかり戦いたい」

Q:右に開いてからのホジェリーニョの良さについて。
「4−4−2のときには2トップの一角で、少し引いてボールを受ける、4−2−3−1のような形になっていた。中でボールを受けても、小川への裏のボールは、かなりF・マリノスにとっても嫌な存在だったと思う。右に開くことによって、彼が中に切れ込んで逆サイドへの展開だったり、ああいう最後のシュートもあるので2つの顔が見せられた。最後で時間もつくれるし、大きな展開にも持ち込める。よく頑張ってくれた。同点のシュートは、ブレ球になってキーパーが非常に取りにくかったのだろう」

Q:中村選手に決定的なパスを出されるのは、想定内だったか?
「もう少しファーストディフェンダーが寄せられたらよかったが、あそこで持たれたときは、しっかりラインを下げてブロックだけはしっかり組もうと話していた。理想は、もう少しラインを高く保てたら、さらによかった。まあ集中して最終ラインがよく守ってくれた」

Q:羽田選手の交代の意図は?
「4−1−4−1の守備の1なので、守備の範囲が広くなってくる。また彼に展開力があるので、サイドに振ってほしいと。また、ミスをするとピンチになるので、ミスをせずにしっかりとボールをさばいてほしいという話はしました」

以上
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