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【ヤマザキナビスコカップ 甲府 vs 清水】三浦俊也監督(甲府)記者会見コメント(11.06.05)

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6月5日(日) 2011 ヤマザキナビスコカップ
甲府 1 - 0 清水 (15:01/中銀スタ/10,466人)
得点者:66' ハーフナーマイク(甲府)
ヤマザキナビスコカップ特集ページ
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●三浦俊也監督(甲府):

「前半からゲームをコントロールされていてこちらが主導権を取った前半だったと思う。落ち着いたビルドアップからクサビを入れた。クサビを入れてからは清水の強い3人(アンカーとセンターバック)が守っていたので難しかったが、サイドのスペースもあったし甲府のディフェンスラインとボランチが上手くボールをまわしてくれていた。ただ、主導権は取れていたが肝心のゴール前では少し工夫が足りなかった。村松、ボスナー、岩下のところは普通にクロスを入れてもはじかれる感じだったので後半に関してはそこを考えて入った。

後半も比較的こちらのペースで進んだと思います。その中で1点を取った。それからは清水がボールを持つ時間が多くなったが、甲府にカウンターのチャンスが多く生まれて2点目を取れればというところ。そこが今日のネガティブポイント。ポジティブな点は内容が良かったところと1−0と無失点だった点。ただ、まだ半分終わっただけなので今日はここまでという感じがする」

Q:ダニエルのボランチの意図と感想は?
「中盤で伊東輝悦の隣の選手がよく替わって安定しなかった。前節は犬塚友輔を使ったがケガをしてしまい、今日は試す最後のチャンスだと思ってダニエルを使ってみた。もともとボランチの選手だったということでボールをなかなか失わなかったし、パスも回せる。あそこではじき返せる強さがあった。前半は張り切りすぎていて、あんなに頑張ると後半に足が止まるのでもう少し抑えるように指示しました」

Q:市川大祐選手の評価は?
「前半は吉田豊のサイドの方がオーバーラップは多かったと思う。市川のところはそれほどというか(前の)柏好文がフリーになっているケースがあった。(清水は)サイドバックが中に絞っていることが多いので柏にパスを出せば前を向いてプレー出来る状況になりやすかった。後半は清水のサイドが伊藤翔になって市川がオーバーラップ出来るスペースが出来たと今振り返って思う。市川のクロスから生まれた得点はディフェンスにボールが当たって軌道が変わるというラッキーな面があったが、あのボールを決めるのは(ハーフナー)マイクの高さがあってこそ。ただ、その後はチームとして簡単なシュートを決められなかった」

Q:(ボランチに入った)ダニエルの評価は高かったが、センターバックについては?
「ピンチはあったが、小林久晃をスタートから使ったが神戸でも見ていたのであれくらいはやれると思っていた。山本英臣とは違うタイプの選手で高さでチームに安定感をもたらせてくれたと思う」

以上
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