6月5日（日） 2011 ヤマザキナビスコカップ
浦和 2 - 0 山形　（15:00／埼玉／23,275人）
得点者：45' エジミウソン（浦和）、89' 原口元気（浦和）
☆ヤマザキナビスコカップ特集ページ
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●ペトロヴィッチ監督（浦和）：

「まず初めに、ここ（記者会見）に来ている人が少なくなっている（笑）。前半は素晴らしいプレーをしていた。2ー0、3−0になっていてもおかしくないくらいボールをキープしていて、特に高橋など後ろのラインが素晴らしいプレーをして、前の選手も今まで以上にいいプレーをしてくれた。
前半、相手には1本くらいしかチャンスはなかったと思う。あとは自分たちが試合を支配していたと思う。前半、大きなチャンスがたくさんあったわけではないが、いい試合をしてくれて、ペナルティエリア付近までボールを運べた。
後半はいい流れをキープしようと入って、スタートはよかったが、だんだんペースが落ちて、相手に主導権が渡ったが、交代選手がいいプレーをしてくれて勝てた。全力で戦った結果、原口のゴールに結びついた。この結果で勢いをつけて、いい流れを持っていきたい。自分の立ち位置からは少し難しかったが、もしかしたら山形にPKが与えられていてもよかった状況が1つあったが、判断はできない。山田がミスして相手に大きなチャンスを与えてしまった場面では、初スタメンの加藤が非常に素晴らしいセーブをしてチームを救ってくれた。全体的に見れば、自分たちの勝利は妥当だと思う。若い選手、山田直輝も試合に出る経験ができたのでよかったと思う」

Q:柏木交代の意図は？
「ハーフタイムのロッカールームで柏木が足に違和感があると言って、マックスでも15分くらいしかもたないと伝えられていたので、交代の準備をしていた。攻撃的な戦いを継続するために田中達也を入れた」

Q:２トップが２人ともポストプレーをしようとして、あまり動かないように見えたが、柏木、マルシオら中盤との相性をどう考える？
「相手がラインを比較的引くという形で、裏のスペースが取れないので足元で受けようとしていたと思う。前半初めの段階で引いてくると予想していたので、FWの足元につけるボールを入れて周りが動くという形で戦って、点が入ったら相手も前に出てこないといけないので、彼らの動きが出せる形を考えていた。ただ、前半でも高橋から裏に抜けた高崎にいいボールが入ったし、PKの場面もいいボールが入ったし、スペースがあれば動いていた。高崎がしっかり裏に動いたからこそPKになった」

Q:原口の評価は？この１週間、彼にどのような指示を与えていたのか？
「若い選手ならではの波の上下があって、先週は波が低いところにあっただけだと思う。今週も彼に自信を与えた。自分のところで仕事をして全力で働けば、常に試合に出すと彼に自信を与える形で育てている。４、５試合、いいプレーができなければ、常に出るという話は違うことになるが、浦和の一番のダイヤの原石だと思っている。ただ、まだ磨き上げないといけない」

以上