6月26日（日） 2011 J1リーグ戦 第18節
大宮 1 - 1 神戸　（19:05／ＮＡＣＫ／5,627人）
得点者：53' 大久保嘉人（神戸）、83' 東慶悟（大宮）
スカパー！再放送 Ch181 6/28（火）後09:00〜
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●和田昌裕監督（神戸）：

「先制はしたが、１対１の引き分け。あれだけ決定機が、カウンターから２回３回とあったので、あそこで２点目を取っておけば…そういう“たられば”の試合だったかなと。選手たちはよく体を張って走ってくれた。そこは大宮もホームで勝利を目指して戦っているわけで、逆転させない、追加点を取らせなかったというのは、選手たちを讃えたいと思う。この５連戦、勝利できなかったというのは悔しいが、また１週間空いてのゲームになる。選手たちもかなりの疲労があると思うので、その辺をまたしっかり準備をして次のゲームに臨みたい」

Ｑ：素晴らしいゲームでした。５連戦の最後にこういう試合ができたことは、これからのプラスになるのでは？
「ありがとうございます。今日は本当にみんなハードワークしてくれた。我々ヴィッセルのスタイルとして、最低限ハードワークはやっていこうと。それがないと勝つ可能性はどんどん低くなるという話をしている。そういう意味で、この５連戦の最後に、疲れている中でよく走ってくれたと思う。ピッチが多少スリッピーだったが、気候が少し助けてくれた。昨日のゲームを見ていると、かなり蒸し暑い中でやっていた。今日はお互いだと思うが、助けられた部分があって、それでハードワークできた」

Ｑ：大久保選手の７試合ぶりのゴールが、彼自身とチームに与える影響は？
「大久保自身、点を取りたいという気持ちで毎日トレーニングをやっていたし、今日はあの場面で非常に落ち着いて、キーパーのポジションを見て冷静にゴールに流し込んだ。(チームとして)なかなか点が取れない中で、今日はエースが点を取ったということは、チームにとっても大きな影響を及ぼすと思うし、次につなげていきたい」

Ｑ：前半の途中からボッティ選手と田中選手の位置を入れ替えたことでチームが良くなったと思うが、どんな指示を？
「一つにはセカンドボールに対して、田中のほうがアグレッシブに行けるので。またボッティを右に出せば、もう少し前目で(ボッティを)プレーさせられるかなという判断で入れ替えました」

Ｑ：大久保選手にラストパスを出した小川慶治朗選手の評価をお願いします。
「前半はなかなか彼の良さ、スピードを発揮できなかった。ハーフタイムで『茂木が持った時には、とにかく相手の裏を突け』という話をして、それを彼が忠実にやってくれた。後半は彼が起点になって、彼のドリブル突破からチャンスが生まれた。右に左にポジションを変えながら、非常によくやってくれた。彼自身もアシストをして、手応えを感じてくれたゲームだったのではないか」

以上