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【J2:第18節 北九州 vs 草津】三浦泰年監督(北九州)記者会見コメント(11.06.26)

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6月26日(日) 2011 J2リーグ戦 第18節
北九州 2 - 1 草津 (18:03/本城/2,340人)
得点者:41' 安田晃大(北九州)、46' アレックス(草津)、84' 長野聡(北九州)
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●三浦泰年監督(北九州):

「今日は風が影響する試合だなという中で、前半1点リードして終われたのは非常に大きかった。もちろんハーフタイムではこのまま終わらないと思っていましたから、何が起こるかわからないという状況の中で、最後まで戦うという意思を持つという作業をやって、ミスからの失点でしたけれど、よく最終的には跳ね返すことができたなと。最後、風下、風が不利でありながらも、最初のミスの失点のみでなんとかチャンスを作らせないで、守備が崩れなかったこと。そこの安定によって、前に攻撃的にスピードを持っていけたということが最後の勝利に結びついたのかなと思います。ただやはり、草津も最後まで粘り強い、諦めない、そういうすばらしいファイトを見せていましたし、最後は何が起こるか本当にわからない状況でしたが、なんとか勝点3を取れて、このホームで勝点3を取れたことは大きな成長だったと思います。これをホーム、アウェイ関係なく毎試合毎試合続けていかなければいけないし、こういうホームで成長することがシーズン通して、また彼らが成長していく、また一人一人がここへ来たときよりも大きく成長していく糧になるんじゃないかなと思っています」

Q:テレビのインタビューで「疲れた」と言っていたが、どういうポイントが疲れたのでしょうか?
「(着ていたシャツが)黄色でかぶるんでジャケットが脱げないので、非常に暑く、運動量もありましたからね。
冗談はさておき、やっぱりミスが多いということ。ホームでありながら、犯してはいけないミスであったり、本当にもっともっと賢く効果的に攻めることができない、または練習でやっていることが本番の中で一番大事なときに出せない。そういう部分ではピッチを預かる身としても疲れる試合だったなと思います。ただそうは言っても、彼らに言っているのはミスというのは絶対に起きる、ミスの後だと。最終的には非常に疲れる試合でしたが、彼らがそういうことを克服していった姿というのは、この疲れも吹っ飛ぶくらいのものではあるなと思っています」

Q:長野聡の得点についてどう評価しているか?
「前半しっかり収めなければいけない状況の中で慌てていたり、FWとしてゴールに向かえる状況の中で後ろ向きなプレーになったりと、まだまだ課題はありますが、こういう大事な時間帯で彼の得意なヘディングで取ったわけですから。それもミスを犯した宮本のクロスを、彼がしっかり決めたことを考えると、彼が日々トレーニングからチームに与えるポジティブな取り組み姿勢というのが報われて、これがまた彼の成長に繋がると思いますし、彼が入れることで彼だけでなく、チームも勢いがつく。また成長に繋がると思います。非常に大きな得点だったと思いますし、私も非常に彼が取ったことはうれしく思っています」

Q:今日の結果で去年の総勝点15を上回ったがどう受け止めているか?
「できれば栃木戦でリーチをかけて一発で超えるというのが理想だったと思います。でも、そういう周りから見て悔しい思いをした勝点を上回ったのは、去年の彼らの悔しい思いもありますでしょうし、そういう人たちの思いも考える中での大きな上積みだったと思います。そこが目標ではないですし、こういう難しい試合でポイントを稼いでいく。それも周りから見たら勝点1でもこの暑さであったり、この状況の中でリスクをかけて攻めるということが周りから見たら危険であり大丈夫かなという中で勝点3を取りに行って、昨年を上回る勝点を上積みできたのは、上積みできただけでなく非常に大きな試合だったんじゃないかなと思っています。周りが見ている以上の昨年を超える瞬間は非常に大きなものだったと思います。もう昨年との比較というものはなく、新しいギラヴァンツ北九州というかたちで周りも話を聞いていただけたら非常にうれしいと思っています」

Q:2試合連続ゴールの安田晃大選手の評価は?
「小さな体で、それも利き足でない左足であそこで打つという彼のイマジネーション、アイデア、そういうものを周りの方も評価してほしいし、彼もこれにおごることなく毎試合毎試合しっかりした気持ちで戦わなければ、あの得点の意味は全く消えると思います。そういう意味ではこれからの彼の姿勢というのが大事になるし、ただゴールシーンだけを振り返れば素晴らしいゴールだったと思います」

Q:ホームで5試合連続負けなしとなったがサポーターの後押しを感じているか?
「今日であれば台風が近づいてきたり、天気予報であれば雨という予報であるからどうか。そこは本当にわからないが、まだサポーターが増えない中で、来てくれている人たちの声援というものは非常に背中で感じる、または遠いバックスタンドから最後まで諦めずに支えてくれているのを本当に痛感しています。これなくしてホームでの負けない記録というのはないと思いますし、これからも一人でも多くの人たちがこの空気を感じて、多くの人がそういう思いで本城に来ていただけるとうれしい。我々も来た人たちに応えるサッカーを、これからもトレーニングの中からこの本城で出せるようにしていきますので、1人でも多くの人に我々を支えてほしいなと思っています」

Q:試合の入り方、締めくくり方について不安なところもあるが、どう考えているか?
「メンタル的な部分と、最終的に守備の部分で戦術的にどう試合を終わらせるのか。2-1でも3-1にしてやろうというのが彼らにはありますから、そういうかたちになる可能性もあると思いますけど、ここの改善というものはクラブとしてチームとしてもうワンランク上を目指すときに課題として戦術的に修正しなければいけないところだと思います。ただ、今の我々が本城で見せるサッカーというのはこういう形になるのかなと思います。立ち上がりに関しては、やはり入り方。栃木戦もそうでしたし、今日で言えば後半の入り方。入り方に関しては戦術的にもメンタル的にもしっかりしたミーティングをしていますから、そういう意味ではもう少ししっかり修正しなければいけない。修正方法というのは、またゆっくり試合を振り返って自分自身も考えていかなければいけないなと思っています」

以上
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