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ACL組の消化試合数の関係もあり、18試合を終えた現在でもJ1全体の順位は暫定的なものである。ただし、ACL組が未消化試合を終えたとしても、川崎Fの勝点30・5位という順位自体は変化することはない。首位横浜FMとは勝点7差を付けられており、これ以上離される訳にはいかない。
そうした中、ホーム等々力に迎えるのは先日行われたアウェイでの対戦で、0−2と完敗を喫した浦和である。前半にチャンスを作りながら決めきれず。その一方で、後半に決められた先制点を挽回できず、敗戦を喫してしまった。そうした対戦だった事を踏まえ「まずはアウェイで負けていますし、同じ月に同じ相手に負けたくはないですね。ホームですし、負けられないという気持ちは強いです」と浦和戦を見据えるのは、田中裕介である。
アウェイでの浦和戦を累積警告によって出場できなかった田中の、この試合にかける気持ちは強い。「前回は貢献できなかっただけに、今回は貢献したいですね」と意欲を見せていた。田中は広島に競り勝ち、ヤマザキナビスコカップ2回戦進出を決めた水曜日の試合において、タイミングのいいオーバーラップとそこからのミドルシュートによって先制点を呼び込んでいる。サイドバックではあるが、チャンスを逃さない戦術眼によって攻撃に絡む場面も多いため、サイドでの攻防が見どころの一つとなるだろう。
その田中がマッチアップすることになりそうなのが、浦和のキープレーヤーの一人である原口元気である。捻挫によるケガの具合が気になるところだが、冒頭にも記したアウェイでの浦和戦での1失点目は、この原口の強烈なミドルシュートによって決められたもの。もちろん田中一人に原口のプレーの全てを抑えこむタスクを求めるわけではないが、原口が出場するのであれば、この両者の引っ張り合い(物理的な意味ではなく、行くか、守るかというような意味)がこの試合の見どころの一つとなるであろう。
同一シーズン中の同一チームに対する連敗を避けたいとの思いに加え、リーグ戦での連敗を避けたいと話す選手もいる。「アウェイで負けているし、新潟での連敗もあるので負けられないですね」と述べる菊地光将である。その菊地がコンビを組むことになるであろう井川祐輔も「同じ相手には負けたくない」と話しつつ、ホームの地の利を活かしたいと述べていた。そして「前回は試合間隔に違いがあったが、今回は同じ中2日で、状況はイーブンになる」と話し、コンディションの部分で同等の状況であることを強調していた。
彼ら二人が抑えこまなければならなくなるであろう選手が、新加入のデスポトビッチである。こぼれ球への反応の速さ、器用さ、体を張ったプレーが出来る選手で、周りの選手との連携も取れつつあるように見える。2列目以降の選手によるフォローを許すと、難しい局面を迎えかねない。川崎Fのここまでの戦いぶりを振り返ると、ポストプレーヤーに簡単に仕事をさせており、注意が必要であろう。デスポトビッチが試合の組み立ての部分で活躍するような状況が作られると、連続ゴール中の柏木陽介にやられかねない。ボランチと最終ラインとの連携でうまく対応したいところだ。
そうした中、川崎Fは負傷や体調不良により試合に出られない選手たちがどこまで回復できているのかがポイントとなる。ヤマザキナビスコカップでは広島を相手に勝ちはしたが、やられていてもおかしくはない場面を作られていた。川崎Fは若手選手を中心としてその選手層を年々分厚くしてきているが、とはいえベテラン選手の安定感は捨てがたいものがある。この試合に向けて何人の選手が復帰してこれるのか、試合を前にしたポイントになるだろう。
川崎Fの各選手たちは等々力での戦いである事を常に念頭において、試合を見据えていた。そしてその上で、タイトル争いに生き残るためにもここで勝点を落とせないのだと話していた。
「次は勝たないと上と10離れる(首位と勝点で10差を付けられる)ことになる。そうなると(タイトル争いが)厳しくなる。等々力ではサポーターの応援のおかげでいい成績を残せているし、結果を残したいですね」と話してくれた井川の言葉は、この試合の結末を予言するものとなるのであろうか?
復調しつつある相手なだけに、気持ちを引き締めて臨みたい試合である。
■この試合注目のHOT BALLER:田中裕介(川崎F)
以上
2011.07.29 Reported by 江藤高志













