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前節で福岡を2-0で下し7試合ぶりに今季3勝目を挙げた山形と、ホームで川崎Fに1-0と粘り勝ちした新潟。7月最初に対戦した両チームが、7月締めの試合でともに今季初の連勝をかける。
山形は前節・福岡戦で立ち上がりから決定機をつくりながら決めきれず、直後には逆に決定的なピンチを迎えるなど、決めきれないチーム特有の悪い流れにはまりかけていたが、30分に秋葉勝のゴールで先制すると、後半にも流れの悪い時間帯で石川竜也のCKから長谷川悠が追加点を決め、2-0で勝利した。続く水曜日には浦和とのヤマザキナビスコカップ1回戦第2戦を戦ったが、前半に川島大地のプロ初ゴールで先制したものの、後半に2失点して逆転負けし、2回戦進出を果たせなかった。
浦和戦の結果も然ることながら、心配されたのは日曜-水曜-土曜の3連戦となり、新潟とコンディションの差が避けられないことだった。しかし、浦和戦では直前の福岡戦から先発8人を入れ替え、福岡戦の先発メンバーの多くを温存。浦和戦での勝利をめざしながらも、途中での選手交代も含め新潟戦に向けたやり繰りを可能な限り行っている。完璧に五分の条件とは言えないが、フィジカル面に関しては差をかなり埋めていることができている。
開始早々に先制しながらも、後半に追いつかれ、終了間際に逆転される形で2節前の清水戦に敗れている新潟は前節、ホームに迎えた川崎Fをブルーノ ロペスのゴールで1-0と下している。最終ラインの鈴木大輔を出場停止で欠くなかではあったが、「高い位置からプレスをかけ続けられた」(本間勲)と川崎Fの高い攻撃力にも怯まずに対応したメンタリティが勝利の要因となった。黒崎久志監督も「アグレッシブでスピーディーなサッカーを選手たちがやり続けてくれた」と内容的にも納得できる一戦だった。
前回の山形との対戦は5節前。13分にはフリーキックから、後半すぐの49分には流れのなかから、いずれも田中亜土夢がゴールを決め、2-0と勝利している。新潟にとって10試合ぶりの勝利だったが、当時と比べてもメンバーがそろい、ゲームの内容も特に攻撃面で力強さを取り戻している。東口順昭の負傷後、小澤英明が堅実にゴールマウスを守り続けているが、東口もすでに前節にはベンチに戻っている。山形との再戦を前に、その東口と鈴木の日本代表候補トレーニングキャンプメンバー入りが発表されたことも、チームのモチベーションを上げるのにひと役買うだろう。
「ひとつ気になるのは一緒にプレーしたミシェウ。そこは2年間プレーをして知っている分、うまく潰してこっちのリズムに引き込めたらいいなと思う」と話すのは千葉時代のチームメイト・下村東美。「そこの良さを、自分なり(佐藤)健太郎が消せないと勝ちはない」と新潟の10番を警戒する。実際、ブルーノ ロペスのフィニッシュシーンの多くは、バックラインや中盤からボールを引き出したミシェウがお膳立てしている。ただし、そのホットライインにばかり目を向けるわけにはいかない。「2トップのミシェウが1.5列目ぐらいで絡むが、そこをケアするとどうしてもうちのサイドバックが中に絞るので、そこでチョ ヨンチョルにボールが入ってドリブルがある」(小林伸二監督)。局面にばかり目をやれば、新潟は空いたスペースを巧妙に使ってくる。組織全体がどのような状況で、そのなかで自分がどんなプレーを選び取るのかがすべての選手に求められる。
この試合ではもうひとつ、山形・山崎雅人、新潟・村上佑介の新加入選手がどのような化学反応を起こすのかも見どころになる。山崎は2節前の福岡戦で広島最後のゲームを終えて今週チームに合流したばかり。雷雨のため練習が途中で切り上げられるなか、チームのフィットに必要な時間が十分に与えられたとは言いがたいが、火曜日の非公開練習でも紅白戦でプレーするなど、小林監督はプレーぶりをすでにチェックし、「ボールポゼッションでも細かい動きができる選手なので、そこと緩急を含めたスピードもある」と攻撃面の活性化に期待を懸ける。また、村上はアディショナルタイムの終了直前の登場だったが、すでに前節で新潟デビューを果たしている。今シーズンの第9節では、柏の一員としてセンターバックでプレーし、山形と対戦しているが、その試合で敗れていることも含めて期する思いはあるはずだ。
暫定13位の新潟と17位の山形。順位にはやや開きがある両チームだが、今季初の連勝を果たすことで、これまで積み重ねてきたことへの自信を手に入れ、今後のリーグ戦を走り抜けるための勢いを得ることができる。それは他力ではなく、自らの意志でつかみ取るものに違いない。
■この試合注目のHOT BALLER:下村東美(山形)
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